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CVE-2023-28206 の詳細

CVEの情報

説明:
An out-of-bounds write issue was addressed with improved input validation. This issue is fixed in macOS Monterey 12.6.5, iOS 16.4.1 and iPadOS 16.4.1, macOS Ventura 13.3.1, iOS 15.7.5 and iPadOS 15.7.5, macOS Big Sur 11.7.6. An app may be able to execute arbitrary code with kernel privileges. Apple is aware of a report that this issue may have been actively exploited.

CVE更新日: 2023-04-10 19:15:07.273000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 8.6

KEVの情報

KEV更新日: 2023-04-10

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.232150000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: False

AIを使った解説

解説:

CVE-2023-28206は、Apple製品に影響を与えるIOSurfaceAcceleratorにおける境界外書き込みの脆弱性です。この脆弱性は既に悪用が確認されており、速やかな対策が推奨されています。

1. 脆弱性の概要

CVE-2023-28206は、AppleのIOSurfaceAcceleratorコンポーネントにおける境界外書き込みの脆弱性(CWE-787)です。この問題は、入力検証の改善によって対処されました。アプリがカーネル権限で任意のコードを実行できる可能性があります。Appleはこの問題が積極的に悪用されたという報告を認識しています。

1.1 影響

この脆弱性が悪用された場合、攻撃者は影響を受けるデバイスを完全に制御し、システムの機密性、完全性、可用性を侵害する可能性があります。攻撃者はカーネル権限で任意のコードを実行できるようになります。

1.2 深刻度

この脆弱性は深刻度「高」に分類されており、CVSS v3.1基本スコアは8.6です。 この脆弱性はCISAの既知の悪用されている脆弱性カタログ(Known Exploited Vulnerabilities Catalog)にも掲載されています。

2. 対象となる環境

この脆弱性は、AppleのiOS、iPadOS、およびmacOSオペレーティングシステムに影響を与えます。

2.1 影響を受けるOSバージョン

以下のバージョンが影響を受けます。

  • iOSおよびiPadOS: 15.7.5より前のバージョン、および16.0から16.4.1までのバージョン。
    • 具体的には、iPhone 8以降、iPad Pro(全モデル)、iPad Air(第3世代以降)、iPad(第5世代以降)、iPad mini(第5世代以降)を使用しているユーザーが影響を受けます。
  • macOS Big Sur: 11.7.6より前のバージョン。
  • macOS Monterey: 12.6.5より前のバージョン。
  • macOS Ventura: 13.3.1より前のバージョン。

2.2 影響を受ける設定

この脆弱性はIOSurfaceAcceleratorコンポーネントに存在します。特定の「設定」に起因するものではなく、上記の影響を受けるOSバージョンを使用している場合に脆弱性が存在します。

3. 影響を受けた時の兆候

この脆弱性はアプリがカーネル権限で任意のコードを実行することを可能にするため、攻撃者はデバイスを完全に制御できる可能性があります。具体的な兆候は攻撃の手法によって異なりますが、不正なアプリケーションの動作、予期しないシステム活動、システムの機密性、完全性、可用性の侵害などが考えられます。しかし、このCVEに特化した特定の「兆候」は公開されていません。

4. 推奨対策

4.1 本対策

最も重要な対策は、利用可能なパッチを速やかに適用し、デバイスを最新のソフトウェアバージョンにアップデートすることです。

  • iOSおよびiPadOS: iOS 15.7.5、iPadOS 15.7.5、iOS 16.4.1、iPadOS 16.4.1にアップデート。
  • macOS Big Sur: macOS Big Sur 11.7.6にアップデート。
  • macOS Monterey: macOS Monterey 12.6.5にアップデート。
  • macOS Ventura: macOS Ventura 13.3.1にアップデート。

4.2 暫定回避策(緩和策)

  • この脆弱性の深刻度と活発な悪用が報告されていることから、パッチ適用を最優先で実施することが重要です。
  • 最小権限の原則を実装し、攻撃が成功した場合の影響を制限します。
  • 不審なアプリケーションの動作や予期しないシステム活動を監視します。
  • 信頼できないアプリケーションのインストールや不審なコンテンツとのやり取りのリスクについてユーザーを教育します。
  • 許可されていないアプリの実行を防ぐために、アプリケーションのホワイトリスティングの導入を検討します。

その他解説すべき観点

  • 発見者: この脆弱性は、Google Threat Analysis Group (TAG)のClément Lecigne氏と、Amnesty International's Security LabのDonncha Ó Cearbhaill氏によって発見され、報告されました。
  • 関連する脆弱性: CVE-2023-28206は、しばしばWebKitの脆弱性であるCVE-2023-28205と組み合わせて悪用される可能性が高いと考えられています。CVE-2023-28205がまずデバイスに侵入し、CVE-2023-28206を利用して「サンドボックスから脱出」し、感染したデバイスを不正に操作する可能性があります。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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