CVE-2023-28205 の詳細
CVEの情報
説明:
A use after free issue was addressed with improved memory management. This issue is fixed in Safari 16.4.1, iOS 15.7.5 and iPadOS 15.7.5, iOS 16.4.1 and iPadOS 16.4.1, macOS Ventura 13.3.1. Processing maliciously crafted web content may lead to arbitrary code execution. Apple is aware of a report that this issue may have been actively exploited.
CVE更新日: 2023-04-10 19:15:07.237000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 8.8
KEVの情報
KEV更新日: 2023-04-10
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.270760000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2023-28205について、以下の観点で解説します。
1. 脆弱性の概要
CVE-2023-28205は、Apple社のWebKitにおけるUse-After-Free(解放済みメモリの使用)の脆弱性です。WebKitの不適切な入力検証が原因で、解放されたメモリ領域が再度使用されることにより発生します。具体的には、MapおよびDateオブジェクトの追加を遅延させることでガベージコレクターがそれらを早期に解放することを許し、解放済みオブジェクトへのアクセスとメモリ破損を引き起こす可能性があります。
1.1 影響
攻撃者は、特別に細工されたウェブコンテンツをユーザーに閲覧させることで、この脆弱性を悪用し、任意のコードを実行できる可能性があります。また、サービス拒否(DoS)を引き起こす可能性もあります。 この脆弱性は、しばしばCVE-2023-28206(IOSurfaceAcceleratorにおける権限昇格の脆弱性)と組み合わせて悪用され、カーネル権限での任意のコード実行につながる可能性があります。ユーザーが意図せず悪意のあるサイトに誘導される「ゼロクリック」感染の可能性も指摘されています。
1.2 深刻度
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
以下のApple製品およびWebKitを使用する環境が影響を受けます。
2.2 影響を受ける設定
WebKitはAppleのモバイルOSで唯一使用できるブラウザエンジンであるため、iOS上のすべてのブラウザ(Google ChromeやMozilla Firefoxなども含む)がWebページのレンダリングにWebKitを使用しており、広範囲に影響が及びます。特に設定を必要とせず、悪意のあるウェブコンテンツを処理するだけで脆弱性が悪用される可能性があります。
3. 影響を受けた時の兆候
検索結果には、CVE-2023-28205に特化した具体的な侵害の兆候(IoC)は明記されていません。ただし、Apple社は本脆弱性が実際に悪用されたとの報告を把握しています。Use-After-Free脆弱性は、システムクラッシュや予期せぬ動作を引き起こす可能性がありますが、攻撃者は通常、痕跡を残さずにコード実行を試みます。
4. 推奨対策
4.1 本対策
本脆弱性に対する永続的な対策は、ベンダーが提供するセキュリティアップデートを適用することです。
本脆弱性は悪用が確認されているため、早期のアップデート適用が強く推奨されます。
4.2 暫定回避策(緩和策)
本脆弱性に特化した具体的な暫定回避策は、検索結果には記載されていません。最も効果的な対策は、利用可能なセキュリティアップデートを速やかに適用することです。
5. 他に解説すべき観点
参照したサイト