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CVE-2023-23752 の詳細

CVEの情報

説明:
An issue was discovered in Joomla! 4.0.0 through 4.2.7. An improper access check allows unauthorized access to webservice endpoints.

CVE更新日: 2023-02-16 17:15:10.603000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 5.3

KEVの情報

KEV更新日: 2024-01-08

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.998270000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: medium

Automatable: True

AIを使った解説

解説:

CVE-2023-23752に関する脆弱性調査結果を以下に解説します。

1. 脆弱性の概要

CVE-2023-23752は、Joomla! CMSのREST APIウェブサービスエンドポイントにおける不適切なアクセス制御(CWE-284)の脆弱性、または認証バイパスの脆弱性です。この脆弱性は、APIリクエストを処理する際の認可チェックが不十分であることに起因します。これにより、認証されていない攻撃者がアクセス制限をバイパスし、通常は認証された管理者のみがアクセスできる機密データを取得できてしまいます。具体的には、/api/index.php/v1/config/application などのAPIエンドポイントに対して public=true パラメータを使用することで、認証なしでアクセスが可能となります。

1.1 影響

この脆弱性が悪用されると、攻撃者は認証なしでデータベース接続文字列、データベースのユーザー名、パスワード、ホスト名、サイト設定パラメータ、ユーザー情報 などを含む機密設定データを漏洩させる可能性があります。

漏洩したデータベースの認証情報が悪用された場合、攻撃者はJoomla!のSuper Userアカウントを乗っ取り、最終的にコード実行に至る可能性も指摘されています。

その他の潜在的な影響には、以下のものが挙げられます: * 個人情報の漏洩およびなりすまし * 悪意のあるファイルのウェブサイトへのアップロード * ウェブサイトの乗っ取り * SPAM注入 * 悪意のあるプラグインまたは拡張機能のインストール * 無条件のリダイレクト * 悪意のあるJavaScriptコードの注入 * 管理者認証情報の変更

この脆弱性はCISAのKnown Exploited Vulnerabilities(KEV)カタログに追加されており、実世界で活発に悪用されていることが確認されています。

1.2 深刻度

国家脆弱性データベース(NVD)によるCVSSv3スコアでは5.3(Medium)と評価されています。しかし、SentinelOne やシンガポールサイバーセキュリティ庁 など一部の情報源では「重大な影響(critical impact)」や「高深刻度(high-severity)」と評価されており、認証バイパスから機密情報の漏洩、さらにはコード実行につながる可能性を考慮すると、その潜在的な危険性は高いとされています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

不明(この脆弱性はJoomla! CMSに特有のものであり、特定のOSバージョンに限定されるものではありません。)

2.2 影響を受けるJoomla!バージョン

Joomla! CMSバージョン 4.0.0 から 4.2.7 までが影響を受けます。

2.3 影響を受ける設定

  • Joomla! のREST APIウェブサービスエンドポイントが有効になっている環境。
  • 特に、/api/index.php/v1/config/application のような、不適切なアクセスチェックが存在する特定のAPIエンドポイント。
  • データベースサーバーが外部に公開されている場合(例: MySQLのデフォルトポート3306がインターネットからアクセス可能)、漏洩したデータベース認証情報が悪用されるリスクが著しく高まります。

3. 影響を受けた時の兆候

以下のような兆候が確認される場合があります: * 外部IPアドレスから /api/index.php/v1/config/application または類似のJoomla! APIエンドポイントへの予期しないHTTPリクエスト。 * Webサーバーのログに、Joomla! REST API設定エンドポイントへの認証されていないアクセス試行の記録。 * 複数のJoomla! APIエンドポイントを短時間で連続してターゲットとする異常なAPIリクエストパターン。 * APIの列挙後、予期しないソースからのデータベースアクセスや認証情報の使用の証拠。

4. 推奨対策

4.1 本対策

Joomla! をバージョン 4.2.8 以降に直ちにアップグレードしてください。Joomla! はこの脆弱性に対処するセキュリティアップデートをリリースしています。

4.2 暫定回避策(緩和策)

  • Webサーバーログを定期的にレビューし、過去の悪用試行の証拠がないか確認してください。
  • 悪用が疑われる場合は、すべてのデータベース認証情報をローテーション(変更)してください。
  • パッチ適用が完了するまで、Joomla! のAPIエンドポイントへのアクセスを一時的にブロックすることを検討してください。
  • Web Application Firewall (WAF) を導入し、Joomla!のインストールをターゲットとする悪意のあるリクエストをブロックするように設定してください。
  • データベースへのアクセス権限を強化し、承認されたユーザーとロールにのみアクセスを制限してください。

5. 他に解説すべき観点

  • この脆弱性はNSFOCUS TIANJI LabのZewei Zhang氏によって発見されました。
  • この脆弱性はCISA(米国サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁)のKnown Exploited Vulnerabilities(KEV)カタログに2024年1月8日に追加されており、米国連邦政府機関は2024年1月29日までにこの脆弱性に対処することが義務付けられています。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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