CVE-2023-23529 の詳細
CVEの情報
説明:
A type confusion issue was addressed with improved checks. This issue is fixed in iOS 15.7.4 and iPadOS 15.7.4, iOS 16.3.1 and iPadOS 16.3.1, macOS Ventura 13.2.1, Safari 16.3. Processing maliciously crafted web content may lead to arbitrary code execution. Apple is aware of a report that this issue may have been actively exploited.
CVE更新日: 2023-02-27 20:15:14.710000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 8.8
KEVの情報
KEV更新日: 2023-02-14
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.095020000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2023-23529について、以下の観点で解説します。
1. 脆弱性の概要
1.1 影響
CVE-2023-23529は、WebKitブラウザエンジンにおけるタイプコンフュージョン(Type Confusion)の脆弱性です。悪意を持って細工されたWebコンテンツを処理することで、攻撃者がターゲットのシステム上で任意のコードを実行できる可能性があります。これにより、ユーザーのデバイスの完全な制御、機密情報への不正アクセス、データ漏洩、システムクラッシュなどの重大な結果を招く可能性があります。また、この脆弱性は、特権昇格やSafariサンドボックスからの脱出のために、他の脆弱性(例: CVE-2023-23514)と組み合わせて悪用される可能性も指摘されています。
1.2 深刻度
この脆弱性の深刻度は、「高(High)」または「クリティカル(Critical)」と評価されています。 NISTのCVSSv3スコアは8.8(HIGH)です。また、Red HatはCVSSv3スコアを8.8(Important)と評価しています。一部ではCVSSスコア6.3とされている情報もありますが、多くの情報源で「高」または「クリティカル」とされており、攻撃によって任意のコード実行が可能となるため、深刻度は高いと考えられます。この脆弱性は、公開された時点で既に活発に悪用されているゼロデイ脆弱性でした。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
この脆弱性は、以下のApple製品および関連コンポーネントに影響を与えます。
2.2 影響を受ける設定
WebKitブラウザエンジンを使用し、悪意を持って細工されたWebコンテンツを処理するすべての環境が影響を受けます。ユーザーが特別に作成された悪意のあるWebサイトにアクセスすることで、脆弱性がトリガーされる可能性があります。
3. 影響を受けた時の兆候
この脆弱性が悪用された場合、以下のような兆候が現れる可能性があります。
ただし、これらの兆候は一般的なものであり、特定のCISA勧告やAppleのセキュリティアドバイザリでは、具体的な侵害の兆候は詳細に説明されていません。
4. 推奨対策
4.1 本対策
Appleは、この脆弱性に対処するためのセキュリティアップデートを迅速にリリースしました。影響を受けるすべてのデバイスを、以下のバージョンに更新することが強く推奨されます。
CISAは、ベンダーの指示に従って更新を適用することを義務付けています。
4.2 暫定回避策(緩和策)
JSC_useDFGJIT=0を設定することで、この問題を緩和できる可能性があります。参照サイト