CVE-2023-23376 の詳細
CVEの情報
説明:
Windows Common Log File System Driver Elevation of Privilege Vulnerability
CVE更新日: 2023-02-14 20:15:16.907000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 7.8
KEVの情報
KEV更新日: 2023-02-14
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.108530000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2023-23376について、以下の観点で解説します。
1. 脆弱性の概要
CVE-2023-23376は、Windows Common Log File System (CLFS) ドライバーにおける特権昇格の脆弱性です。この脆弱性を悪用されると、低い特権を持つローカルの攻撃者が、影響を受けるWindowsデスクトップおよびサーバープラットフォーム上でSYSTEM権限でコードを実行できるようになります。
1.1 影響
攻撃者は、侵害されたシステムを制御し、昇格された権限で悪意のあるコードを実行する可能性があります。本CVEは、ランサムウェアオペレーターが侵害後の特権昇格の手段として使用していることが報告されています。
1.2 深刻度
この脆弱性はCVSSスコア7.8の高 severity(深刻度)と評価されています。ゼロデイ脆弱性として分類されており、CISAは活発な悪用が確認されたため、既知の悪用されている脆弱性(KEV)カタログに追加しました。EPSS(Exploit Prediction Scoring System)では、高い悪用可能性(例: 10.9%~11.00%)が予測されています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
本脆弱性は、Microsoft Windowsの様々なデスクトップおよびサーバープラットフォームに影響を与えます。NVDには
cpe:2.3:o:microsoft:windows_server_2008:r2:sp1:*:*:*:*:x64:*などの特定のバージョンが記載されていますが、より包括的なリストについては、Microsoftのセキュリティ更新プログラムガイドを参照することが推奨されます。2.2 影響を受ける設定
本脆弱性はCLFSドライバーの欠陥であり、特定のOS設定が直接影響を与えるものではありません。
3. 影響を受けた時の兆候
検索結果からは、このCLFSドライバーの特権昇格脆弱性のみに特化した明確な「影響を受けた時の兆候」は具体的に示されていません。ただし、特権昇格が成功した場合、ランサムウェアの展開や他の悪意のある活動の前の段階として利用されることが予想されます。対策としては、以前の侵害がないか調査することが推奨されています。
4. 推奨対策
4.1 本対策
Microsoftが提供しているセキュリティ更新プログラムを適用することが最も重要な対策です。Microsoftは2023年2月14日にこの脆弱性に対処するセキュリティ更新プログラムをリリースしています。
4.2 暫定回避策(緩和策)
CVE-2023-23376に特化した暫定的な回避策や緩和策は、検索結果からは明確には示されていません。パッチの適用が主要な対策となります。CISAのKEVカタログには、ベンダーの指示に従ってアップデートを適用するよう記載されています。
他に解説すべき観点
参照したサイト