CVE-2023-22518 の詳細
CVEの情報
説明:
All versions of Confluence Data Center and Server are affected by this unexploited vulnerability. This Improper Authorization vulnerability allows an unauthenticated attacker to reset Confluence and create a Confluence instance administrator account. Using this account, an attacker can then perform all administrative actions that are available to Confluence instance administrator leading to - but not limited to - full loss of confidentiality, integrity and availability.
Atlassian Cloud sites are not affected by this vulnerability. If your Confluence site is accessed via an atlassian.net domain, it is hosted by Atlassian and is not vulnerable to this issue.
CVE更新日: 2023-10-31 15:15:08.573000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 9.8
KEVの情報
KEV更新日: 2023-11-07
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.999990000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: True
CVE-2023-22518について、以下の観点で解説します。
1. 脆弱性の概要
CVE-2023-22518は、Atlassian Confluence Data CenterおよびConfluence Serverにおける不適切な認証の脆弱性です。これは認証を必要とせず悪用される可能性があります。
1.1 影響
この脆弱性が悪用された場合、認証されていない攻撃者がConfluenceインスタンスをリセットし、新しい管理者アカウントを作成する可能性があります。これにより、攻撃者はConfluenceインスタンスに対する完全な管理制御権を獲得し、機密情報へのアクセス、任意のシステムコマンドの実行(RCE)、および重大なデータ損失を引き起こす可能性があります。 機密性の漏洩は直接的には発生しませんが、データの完全性と可用性に深刻な影響を及ぼします。 この脆弱性は既に実環境で悪用されており、Cerberランサムウェアの展開を含む攻撃が報告されています。
1.2 深刻度
当初、共通脆弱性評価システム(CVSSv3.0)のベーススコアは9.1(クリティカル)と評価されていました。しかし、攻撃範囲の変更と活発な悪用が確認されたため、後に最高の危険度であるCVSS 10.0(クリティカル)に引き上げられました。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
この脆弱性は、修正バージョンより前のすべてのバージョンのAtlassian Confluence Data CenterおよびConfluence Serverに影響します。 Atlassian Cloudサイトは、この脆弱性の影響を受けません。 特定のOSバージョンが直接影響を受けるというよりは、Confluence製品が動作するOS(WindowsおよびLinuxホストでのランサムウェア展開が観測されています)に影響が及ぶ可能性があります。
2.2 影響を受ける設定
この脆弱性は、ConfluenceのSeraph認証フレームワーク内に存在し、具体的には
HttpServletRequestWrapper.getParameterValues()メソッドに起因する認証バイパスの欠陥です。 不適切な認証により、認証されていないユーザーが「セットアップ復元」のエンドポイント(/json/setup-restore*)にアクセスできてしまう点にあります。 特に、/json名前空間がWebSudo認証なしでsetup-restore.actionにアクセスできることが原因です。3. 影響を受けた時の兆候
/json/setup-restore.action?synchronous=trueへのリクエストがアクセスログに記録されている。4. 推奨対策
4.1 本対策
4.2 暫定回避策(緩和策)
パッチの適用がすぐにできない場合は、以下の緩和策を検討してください。
/json/setup-restore*のエンドポイント(例:/json/setup-restore.action、/json/setup-restore-local.action、/json/setup-restore-progress.action)へのアクセスをブロックしてください。これは、/<confluence-install-dir>/confluence/WEB-INF/web.xmlファイルを変更することで可能です。参照サイト