CVE-2023-21715 の詳細
CVEの情報
説明:
Microsoft Publisher Security Feature Bypass Vulnerability
CVE更新日: 2023-02-14 20:15:14.280000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 7.3
KEVの情報
KEV更新日: 2023-02-14
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.120110000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2023-21715について、以下の観点で解説します。
1. 脆弱性の概要
1.1 影響
CVE-2023-21715は、Microsoft Publisherのセキュリティ機能のバイパスの脆弱性です。特別に細工されたドキュメントを介して、信頼されていない、または悪意のあるファイルをブロックするOfficeのマクロポリシーを回避できる可能性があります。これにより、悪意のあるPublisherドキュメント内のマクロがユーザーへの警告なしに実行される可能性があります。この攻撃は、標的のシステムで認証されたユーザーによってローカルで実行されます。結果として、任意のコードが実行される可能性があります。
1.2 深刻度
CVSS v3の基本スコアは7.3で「High」(高)と評価されています。Microsoftは「Important」(重要)と評価しています。この脆弱性は、Microsoftが修正プログラムを公開する時点で、すでに悪用が確認されていたゼロデイ脆弱性です。また、CISA (Cybersecurity and Infrastructure Security Agency) の「Known Exploited Vulnerabilities Catalog」にも追加されています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
この脆弱性はMicrosoft Publisherに影響を与えます。具体的には、Microsoft 365 Apps for Enterpriseの一部として提供されるPublisherのインストールが影響を受けるとされています。
2.2 影響を受ける設定
信頼されていない、または悪意のあるファイルをブロックするOfficeのマクロポリシーをバイパスする脆弱性です。特定の脆弱な設定が指摘されているわけではなく、セキュリティ機能そのもののバイパスが問題となります。
3. 影響を受けた時の兆候
CVE-2023-21715に特化した影響を受けた際の具体的な兆候(IoC: Indicators of Compromise)は、参照した情報からは不明です。
4. 推奨対策
4.1 本対策
Microsoftから提供されているセキュリティ更新プログラムを適用することが最も推奨される対策です。この脆弱性に対する修正は、2023年2月の月例セキュリティ更新プログラム(Patch Tuesday)の一部としてリリースされました。Windows UpdateやMicrosoft Updateなどを利用して、速やかに更新プログラムを適用してください。
4.2 暫定回避策(緩和策)
CVE-2023-21715に特化した明示的な暫定回避策(緩和策)は、参照した情報からは提供されていません。一般的にマクロの実行を制限するなどのセキュリティ設定が考えられますが、この脆弱性に対する具体的な回避策としては言及されていません。
参照したサイト