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CVE-2023-1389 の詳細

CVEの情報

説明:
TP-Link Archer AX21 (AX1800) firmware versions before 1.1.4 Build 20230219 contained a command injection vulnerability in the country form of the /cgi-bin/luci;stok=/locale endpoint on the web management interface. Specifically, the country parameter of the write operation was not sanitized before being used in a call to popen(), allowing an unauthenticated attacker to inject commands, which would be run as root, with a simple POST request.

CVE更新日: 2023-03-15 23:15:09.403000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 8.8

KEVの情報

KEV更新日: 2023-05-01

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.999990000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: False

AIを使った解説

解説:

CVE-2023-1389について、以下の観点で解説します。

1. 脆弱性の概要

CVE-2023-1389は、TP-Link Archer AX21 (AX1800) ワイヤレスルーターに存在する深刻なコマンドインジェクションの脆弱性です。Web管理インターフェースの /cgi-bin/luci;stok=/locale エンドポイントにある country フォームにおいて、write 操作の country パラメータが適切にサニタイズされないことが原因です。これにより、認証されていない攻撃者がシンプルなPOSTリクエストを介して任意のコマンドをルート権限で実行できる可能性があります。 この脆弱性の根本原因は、ユーザー入力がシステムコマンドに不適切に組み込まれるCWE-77(コマンドインジェクション)です。

1.1 影響

この脆弱性は、認証されていないリモートの攻撃者によるルート権限でのコマンド実行を可能にします。 攻撃者は影響を受けるデバイスを完全に制御し、DDoS攻撃、暗号通貨マイニング、他のデバイスへの拡散などを目的としたMiraiやCondi、Moobot、Miori、AGoent、Gafgytなどのボットネットによって悪用されています。 本脆弱性はCISAの既知の悪用されている脆弱性(KEV)カタログに追加されており、実際に悪用されていることが確認されています。

1.2 深刻度

深刻度は「クリティカル」と評価されています。 CVSS v3の基本スコアは10点満点中9.8点です。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

TP-Link Archer AX21 (AX1800) ルーターのファームウェアバージョン1.1.4 Build 20230219より前のものが影響を受けます。

2.2 影響を受ける設定

Web管理インターフェースの /cgi-bin/luci;stok=/locale エンドポイントにある country フォームの write 操作における country パラメータが影響を受けます。 攻撃ベクトルは「隣接ネットワークアクセス」であり、攻撃者はターゲットルーターと同じネットワークセグメントにいる必要があります。

3. 影響を受けた時の兆候

影響を受けた場合の兆候としては、以下の点が挙げられます。 * ルーターから未知の外部IPアドレスへの異常なアウトバウンド接続。 * ルーター上で予期しないプロセス、特にウェブサーバーによって生成されたプロセスが実行されている。

4. 推奨対策

4.1 本対策

TP-Link Archer AX21のファームウェアをバージョン1.1.4 Build 20230219以降に直ちにアップデートしてください。 最新のファームウェアはTP-Linkの公式サポートウェブサイトからダウンロードし、ルーターのウェブ管理インターフェースまたはTP-LinkのTetherモバイルアプリケーションを介して適用できます。 アップデートが正常に適用されたことをルーターの管理インターフェースで確認してください。

4.2 暫定回避策(緩和策)

  • ルーターのウェブ管理インターフェースへのアクセスを信頼できるホストのみに制限してください。
  • ルーターの内蔵ファイアウォールを有効にし、管理インターフェースが信頼できないネットワークに公開されていないことを確認してください。
  • パッチ適用前後に影響を受けるデバイスの侵害の兆候を監視してください。
  • ファイアウォールルールを実装することも、残存する脆弱なデバイスへの攻撃を軽減するのに役立ちます。

その他に解説すべき観点

  • 発見経緯: 2023年初頭に開催されたPwn2Ownハッキングコンペティションの準備中に、複数のセキュリティ研究チームによって発見されました。
  • 悪用状況: TP-Linkが2023年2月にファームウェアパッチをリリースした後、Mirai、Condi、Moobot、Miori、AGoent、Gafgytなどの様々な悪意のあるアクターやボットネット運用者によって、すぐに悪用が開始されました。 CISAは2023年5月にこの脆弱性を既知の悪用されている脆弱性カタログに追加しています。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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