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CVE-2022-47986 の詳細

CVEの情報

説明:
IBM Aspera Faspex 4.4.2 Patch Level 1 and earlier could allow a remote attacker to execute arbitrary code on the system, caused by a YAML deserialization flaw. By sending a specially crafted obsolete API call, an attacker could exploit this vulnerability to execute arbitrary code on the system. The obsolete API call was removed in Faspex 4.4.2 PL2. IBM X-Force ID: 243512.

CVE更新日: 2023-02-17 16:15:10.873000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 9.8

KEVの情報

KEV更新日: 2023-02-21

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.999650000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: True

AIを使った解説

解説:

CVE-2022-47986は、IBM Aspera Faspexにおける重要なリモートコード実行(RCE)の脆弱性です。

1. 脆弱性の概要

IBM Aspera FaspexのYAMLデシリアライゼーションの脆弱性です。認証されていないリモートの攻撃者が、特別に細工された廃止されたAPIコールを送信することで、システム上で任意のコードを実行することを可能にします。この脆弱性は、事前認証(pre-authentication)で悪用可能です。

1.1 影響

この脆弱性が悪用されると、攻撃者はターゲットシステム上で任意のコードを実行できます。これにより、データ損失、サービス停止、システム設定への不正な変更につながる可能性があります。 実際に、この脆弱性はIceFireランサムウェアキャンペーンを含む実際の攻撃で悪用されています。

1.2 深刻度

深刻度はクリティカルと評価されており、共通脆弱性評価システム(CVSSv3)スコアは9.8(10点満点中)です。 CISA(米国サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁)は、この脆弱性を既知の悪用されている脆弱性カタログ(Known Exploited Vulnerabilities Catalog)に追加し、緊急のパッチ適用を促しています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

この脆弱性は、IBM Aspera Faspexアプリケーション自体に存在します。IBM Aspera FaspexはLinuxシステム上で動作するため、間接的にLinux OSが関連しますが、特定のOSバージョンが脆弱であると明記されているわけではありません。

2.2 影響を受ける設定

IBM Aspera Faspexのバージョン4.4.2 Patch Level 1以前が影響を受けます。 この脆弱性は、ユーザー制御データを処理する際にYAML.loadが不適切に使用されていることに起因し、特に/package_relay/relay_packageというルートで発生します。 悪用に使用された廃止されたAPIコールは、パッチ適用済みのバージョンでは削除されています。

3. 影響を受けた時の兆候

  • ログファイル(デフォルトの場所:/opt/aspera/faspex/log)にPackageRelayController#relay_packageに関連する不審なエントリが見られる場合。
  • システムログにその他の不審な活動の兆候がある場合。
  • IceFireランサムウェアなど、ランサムウェア攻撃の証拠が見られる場合。

4. 推奨対策

4.1 本対策

  • IBM Aspera Faspexをバージョン4.4.2 Patch Level 2(PL2)以降にアップグレードしてください。
  • アップグレードを行う前に、すべてのFaspex設定とデータのバックアップをスケジュールし、IBMのアップグレード手順に従ってください。
  • 詳細なアップグレード手順と前提条件については、IBMのセキュリティ情報 (IBM Security Bulletin) を確認してください。

4.2 暫定回避策(緩和策)

  • 直ちにパッチを適用できない場合は、ネットワークレベルの制御を実装し、Faspexアプリケーションへのアクセスを信頼できるIPアドレスのみに制限してください。
  • このサービスは通常インターネットに公開されており、ランサムウェア活動との関連が報告されているため、すぐにパッチをインストールできない場合はサービスをオフラインにすることを検討してください。
  • パッチが適用されていない状態でインターネットに公開されていたサーバーは、再構築することを推奨します。

他に解説すべき観点

  • 発見者: この脆弱性は、AssetnoteのMaxwell Garrett氏によって発見されました。
  • PoCの公開と悪用状況: 脆弱性の詳細と実証コード(PoC)は2023年2月以降公開されており、実環境での積極的な悪用が確認されています。
  • ソフトウェアの古さ: 影響を受けるソフトウェアは、非常に古いバージョンのコンポーネント(例:Ruby 1.9.3は2011年にリリース)で動作していることが指摘されています。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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