CVE-2022-41073 の詳細
CVEの情報
説明:
Windows Print Spooler Elevation of Privilege Vulnerability
CVE更新日: 2022-11-09 22:15:21.207000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 7.8
KEVの情報
KEV更新日: 2022-11-08
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.023620000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2022-41073に関する脆弱性の調査結果は以下の通りです。
1. 脆弱性の概要
1.1 影響
本脆弱性は、Windows 印刷スプーラーにおける特権の昇格の脆弱性 (Elevation of Privilege, EoP) です。この脆弱性が悪用されると、攻撃者はユーザー権限を持つアカウントからSYSTEM権限を取得することが可能になります。多くの場合、初期のリモートコード実行 (RCE) と組み合わせて利用されるエクスプロイトチェーンの一部として悪用されます。これにより、アプリケーションが異常終了したり、攻撃者によってPCが制御されたりするなどの被害が発生するおそれがあります。
1.2 深刻度
この脆弱性はMicrosoftによって「重要」と評価されています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
本脆弱性はMicrosoft Windowsの様々なバージョンに影響を与えます。具体的に脆弱性の修正プログラムが公開された2022年11月9日(日本時間)時点において、影響を受ける可能性のあるクライアントおよびサーバーOSバージョンが含まれます。
2.2 影響を受ける設定
この脆弱性は、WindowsのPrint Spoolerサービスと関連しており、特に
printfilterpipelinesvc.exeプロセスを標的とします。また、Client/Server Runtime Subsystem (CSRSS) のActivation Contextsに関連する脆弱性であり、シンボリックリンクを使用してC:ドライブを再マッピングすることで、特権のあるドライブが再マッピングされたパスを使用するようになることが悪用手法として挙げられます。3. 影響を受けた時の兆候
脆弱性の悪用を確認する兆候としては、以下の点が挙げられます。 * C:\ドライブ内に書き込み可能なフォルダが作成されている。 * WinSxSフォルダ内のマニフェストファイルがコピーまたは修正されている。 * シンボリックリンクが作成されている。
また、悪用された場合、アプリケーションプログラムが異常終了したり、攻撃者によってパソコンが制御されたりする可能性があります。
4. 推奨対策
4.1 本対策
Microsoftから提供されている修正プログラムを適用することが最も推奨される対策です。Microsoftは2022年11月9日(日本時間)に本脆弱性を含むセキュリティ更新プログラムを公開しており、これらを早急に適用する必要があります。この修正プログラムは
winspool.drv内のLoadLibraryExWへの呼び出し前の偽装を停止するものです。4.2 暫定回避策(緩和策)
明示的な暫定回避策については広く公開された情報は見当たりませんでした。本脆弱性の性質上、修正プログラムの適用が最も効果的かつ推奨される対策となります。
その他解説すべき観点
参照したサイト