Trusted Design

CVE-2022-3723 の詳細

CVEの情報

説明:
Type confusion in V8 in Google Chrome prior to 107.0.5304.87 allowed a remote attacker to potentially exploit heap corruption via a crafted HTML page. (Chromium security severity: High)

CVE更新日: 2022-11-01 23:15:19.710000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 8.8

KEVの情報

KEV更新日: 2022-10-28

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.079210000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: False

AIを使った解説

解説:

CVE-2022-3723は、Google ChromeのV8 JavaScriptエンジンにおける深刻度の高いタイプコンフュージョン(型混同)の脆弱性です。この脆弱性は既に悪用が確認されており(ゼロデイ脆弱性)、早急な対策が求められます。


1. 脆弱性の概要

CVE-2022-3723は、Google ChromeのV8エンジンにおけるタイプコンフュージョン(型混同)の脆弱性です。攻撃者は、細工されたHTMLページを介してヒープ破損を悪用する可能性があります。

1.1 影響 この脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者が被害者のシステム上で不正なアクションを実行したり、任意のコードを実行したりする可能性があります。また、攻撃者はデバイスをルート化することなくChromeの機能にアクセスできるようになる可能性があります。機密性、完全性、可用性が損なわれる恐れがあります。

1.2 深刻度 この脆弱性の深刻度は「高」と評価されており、共通脆弱性評価システム(CVSSv3.1)のスコアは8.8です。 米国サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁(CISA)の既知の悪用されている脆弱性カタログ(KEV)にも追加されており、活発な悪用が確認されています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン Google Chromeを搭載したAndroid、Windows、Mac、Linuxの各OSが影響を受けます。

2.2 影響を受けるソフトウェアバージョン 以下のWebブラウザのバージョンが影響を受けます。

  • Google Chrome: 107.0.5304.87より前のバージョン
  • Microsoft Edge: 107.0.1418.26より前のバージョン
  • Brave: 1.45.116より前のバージョン
  • Vivaldi: 5.5.2805.42より前のバージョン
  • Operaなど、Chromiumをベースとする他のWebブラウザも影響を受ける可能性があります。

2.3 影響を受ける設定 本脆弱性はV8エンジンそのものに存在する設計上の欠陥であり、特定のブラウザ設定に依存して影響を受けるものではありません。

3. 影響を受けた時の兆候

本脆弱性は、細工されたHTMLページを介して悪用されるため、ユーザーが明確な兆候を認識することは困難です。 攻撃が成功した場合、情報漏洩やその他の悪意のある活動につながる可能性がありますが、モバイルデバイス管理(MDM)ツールでも悪用を検出できない場合があります。

4. 推奨対策

4.1 本対策 各ベンダーの指示に従い、影響を受けるWebブラウザを速やかに更新してください。

  • Google Chrome: バージョン107.0.5304.87以降に更新してください。
  • Microsoft Edge: バージョン107.0.1418.26以降に更新してください。
  • Brave: バージョン1.45.116以降に更新してください。
  • Vivaldi: バージョン5.5.2805.42以降に更新してください。

CISAは、米国連邦機関に対し、2022年11月17日までにこの脆弱性への対策を講じるよう求めていました。

4.2 暫定回避策(緩和策)

  • V8サンドボックスプロジェクトは、V8の脆弱性の大部分(本件を含む)に対するエクスプロイトの流れを阻止するように設計されています。
  • Microsoft Edgeの強化されたセキュリティモード機能は、この脆弱性を軽減する可能性があります。
  • 信頼できない、または疑わしいWebサイトへのアクセスを避けることが推奨されます。
  • 組織は、リスクを軽減するために直ちにパッチ適用を優先する必要があります。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

戻る