CVE-2022-36537 の詳細
CVEの情報
説明:
ZK Framework v9.6.1, 9.6.0.1, 9.5.1.3, 9.0.1.2 and 8.6.4.1 allows attackers to access sensitive information via a crafted POST request sent to the component AuUploader.
CVE更新日: 2022-08-26 20:15:08.303000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 7.5
KEVの情報
KEV更新日: 2023-02-27
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.953970000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: True
CVE-2022-36537 脆弱性解説
1. 脆弱性の概要
CVE-2022-36537は、オープンソースのAjax WebアプリケーションフレームワークであるZK Frameworkにおける情報漏洩の脆弱性です。この脆弱性は、ZK Frameworkの「AuUploader」コンポーネントに存在します。攻撃者は、細工されたPOSTリクエストをAuUploaderコンポーネントに送信することで、機密情報にアクセスできる可能性があります。AuUploaderコンポーネントは、ファイルアップロードを処理するために設計されていますが、受信リクエストの検証を適切に行わないため、機密データへの不正アクセスが可能になります。
この脆弱性は、場合によっては認証バイパスと組み合わされ、リモートコード実行 (RCE) につながる可能性も指摘されています。
1.1 影響
この脆弱性を悪用されると、攻撃者はWebコンテキスト内に保存されているファイル(通常はWEB-INFフォルダ内に隠されている
web.xmlやzk.xmlなどの設定ファイルを含む)の内容を取得できる可能性があります。 ConnectWise RecoverやR1Soft Server Backup Managerなどの製品において、サーバーのプライベートキーファイル、ソフトウェアライセンス、システム設定ファイルが漏洩し、最終的にはシステムスーパーユーザーとしてRCE(リモートコード実行)を達成する可能性も報告されています。1.2 深刻度
CVSSv3スコアは公開されている情報源によって異なりますが、概ね「高 (High)」または「緊急 (Critical)」と評価されています。 * SentinelOneによると、CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:N/A:N とされており、情報漏洩の深刻度が高いことを示唆しています。 * Rapid7は、この脆弱性が情報漏洩として分類されているにもかかわらず、そのリスクと影響を過小評価すべきではないと指摘しています。 * CISAは、この脆弱性を既知の悪用されている脆弱性カタログ(Known Exploited Vulnerabilities Catalog)に追加しており、積極的に悪用されていることを示しています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
この脆弱性は、特定のOSバージョンではなく、ZK Frameworkを使用するWebアプリケーションに影響を与えます。したがって、特定のOSバージョンは不明です。
2.2 影響を受ける設定
以下のZK Frameworkのバージョンが影響を受けます。 * ZK Framework v9.6.1 * ZK Framework v9.6.0.1 * ZK Framework v9.5.1.3 * ZK Framework v9.0.1.2 * ZK Framework v8.6.4.1
この脆弱性を利用している可能性のある製品としては、ConnectWise Recover v2.9.7およびそれ以前のバージョン、R1Soft Server Backup Manager v6.16.3およびそれ以前のバージョンが挙げられます。
3. 影響を受けた時の兆候
この脆弱性は情報漏洩やリモートコード実行につながるため、以下のような兆候が考えられます。 * Webアプリケーションのログに、通常の操作では見られない不審なファイルアクセスパターンやエラーメッセージが記録される。 * 予期しないファイルがWebサーバー上に作成されている、または設定ファイルの内容が改ざんされている。 * システム設定ファイル、プライベートキー、ライセンスファイルなどの機密データが、外部に漏洩した形跡がある。 * R1Soft Server Backup Managerのサーバーログファイル(
/usr/sbin/r1soft/log/server.*)やエージェントログ(C:\Program Files\Server Backup Agent\log\cdp.*)に異常なアクティビティが見られる。 * Webアプリケーションやサーバーに、身に覚えのない不審なプロセスが実行されている、または変更が加えられている。4. 推奨対策
4.1 本対策
影響を受けるZK Frameworkを使用している場合、以下の修正バージョンへのアップグレードが推奨されます。 * ZK Framework v9.6.2 * ZK Framework v9.6.0.2 (セキュリティリリース) * ZK Framework v9.5.1.4 (セキュリティリリース) * ZK Framework v9.0.1.3 (セキュリティリリース) * ZK Framework v8.6.4.2 (セキュリティリリース)
ConnectWise Recoverのユーザーは、v2.9.7より後のバージョンに自動的にアップグレードされていることを確認してください。R1Soft Server Backup Manager v6.16.3以前を使用している場合は、ConnectWiseが推奨するv6.16.4へのアップグレードが必要です。
4.2 暫定回避策(緩和策)
直ちにパッチ適用が困難な場合は、以下の緩和策の実施を検討してください。 * Webアプリケーションファイアウォール (WAF) を展開し、ZK Frameworkコンポーネントをターゲットとする疑わしいPOSTリクエストを検査・フィルタリングするルールを設定します。 * AuUploaderエンドポイントへの異常なリクエストパターンを検出するための異常検出を実装します。 * ファイルアップロードコンポーネントに関連する不正なアクセス試行やエラーメッセージについて、アプリケーションログを監視します。 * CVE-2022-36537の悪用パターンに対するシグネチャを持つ侵入検知システム (IDS) を設定します。 * アップロードエンドポイントへのアクセスをWebアプリケーションファイアウォールルールや認証要件によって制限するなどの、一時的な緩和策を実装します。
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