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CVE-2022-30525 の詳細

CVEの情報

説明:
A OS command injection vulnerability in the CGI program of Zyxel USG FLEX 100(W) firmware versions 5.00 through 5.21 Patch 1, USG FLEX 200 firmware versions 5.00 through 5.21 Patch 1, USG FLEX 500 firmware versions 5.00 through 5.21 Patch 1, USG FLEX 700 firmware versions 5.00 through 5.21 Patch 1, USG FLEX 50(W) firmware versions 5.10 through 5.21 Patch 1, USG20(W)-VPN firmware versions 5.10 through 5.21 Patch 1, ATP series firmware versions 5.10 through 5.21 Patch 1, VPN series firmware versions 4.60 through 5.21 Patch 1, which could allow an attacker to modify specific files and then execute some OS commands on a vulnerable device.

CVE更新日: 2022-05-12 14:15:07.053000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 9.8

KEVの情報

KEV更新日: 2022-05-16

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.999440000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: True

AIを使った解説

解説:

CVE-2022-30525に関する脆弱性調査結果を以下に解説します。

1. 脆弱性の概要

CVE-2022-30525は、Zyxel製ファイアウォール製品のCGIプログラムにおけるOSコマンドインジェクションの脆弱性です。 認証されていないリモート攻撃者が、特定のファイルを変更し、脆弱なデバイス上で任意のOSコマンドを実行できる可能性があります。 この脆弱性は、Zero Touch Provisioning (ZTP) 機能に関連する「/ztp/cgi-bin/handler」URIを介して悪用され、「setWanPortSt」コマンドへの非サニタイズ入力が原因で発生します。

1.1 影響

認証されていない攻撃者は、影響を受けるZyxelファイアウォール上で任意のOSコマンドを実行し、完全なシステム侵害を達成する可能性があります。 攻撃者は「nobody」ユーザーとして任意のコード実行が可能となり、機密情報の窃取、ランサムウェアのインストール、または内部ネットワークへの侵入に繋がる恐れがあります。

1.2 深刻度

この脆弱性のCVSSv3.1ベーススコアは9.8であり、「緊急(CRITICAL)」と評価されています。 また、CISAのKnown Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログにも追加されており、実環境での活発な悪用が確認されています。

2. 対象となる環境

Zyxelの複数のファイアウォール製品ラインが影響を受けます。

2.1 影響を受けるOSバージョン

以下のZyxel製品のファームウェアバージョンが影響を受けます。

  • USG FLEX 100(W), 200, 500, 700: ZLD V5.00 から ZLD V5.21 Patch 1 まで
  • USG FLEX 50(W) / USG20(W)-VPN: ZLD V5.10 から ZLD V5.21 Patch 1 まで
  • ATPシリーズ: ZLD V5.10 から ZLD V5.21 Patch 1 まで
  • VPNシリーズ: ZLD V4.60 から ZLD V5.21 Patch 1 まで

2.2 影響を受ける設定

この脆弱性は、ZyxelファイアウォールのWeb管理インターフェース内のCGIプログラムに存在します。そのため、管理インターフェースがインターネットに公開されている場合に特に影響を受ける可能性が高くなります。

3. 影響を受けた時の兆候

影響を受けた場合の兆候としては、以下が挙げられます。

  • システムログの監査において、URI「/ztp/cgi-bin/handler」へのHTTP POSTアクティビティがないかを確認する。
  • ただし、ペイロードがPOSTボディにある場合、ほとんどのミドルウェアではログに記録されない可能性があるため、注意が必要です。
  • 攻撃者が「nobody」ユーザーとしてリバースシェルを確立している可能性があります。

4. 推奨対策

4.1 本対策

Zyxelが提供するセキュリティパッチを適用し、ファームウェアを最新バージョンにアップデートしてください。 修正済みのファームウェアバージョンは以下の通りです。

  • USG FLEX 100(W), 200, 500, 700: ZLD V5.30以降
  • USG FLEX 50(W) / USG20(W)-VPN: ZLD V5.30以降
  • ATPシリーズ: ZLD V5.30以降
  • VPNシリーズ: ZLD V5.30以降

4.2 暫定回避策(緩和策)

  • 理想的には、管理用Webインターフェースをインターネットに公開しない(WANからのアクセスを無効にする)ことが推奨されます。
  • もしWANからのアクセスを無効にできない場合は、厳格なIP許可リストを設定し、アクセスを制限することを検討してください。
  • 製品が自動更新をサポートしている場合、この機能を有効にすることが推奨されます(ただし、デフォルトで有効になっていない場合があるため確認が必要です)。

その他に解説すべき観点

  • 発見と開示の経緯: この脆弱性はRapid7社の研究者によって発見され、2022年4月にZyxelに報告されました。ZyxelはRapid7との調整なしに2022年4月28日にパッチをリリースし、2022年5月12日にCVE-2022-30525として公開したため、「サイレントパッチ」の問題が指摘されました。
  • 悪用状況: この脆弱性に対するMetasploitモジュールや概念実証(PoC)エクスプロイトコードが公開されています。
  • 曝露状況: Shodanの検索によると、約16,500台のZyxelファイアウォールおよびVPNデバイスがインターネットに公開されており、この脆弱性の影響を受ける可能性があります。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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