CVE-2022-3038 の詳細
CVEの情報
説明:
Use after free in Network Service in Google Chrome prior to 105.0.5195.52 allowed a remote attacker to potentially exploit heap corruption via a crafted HTML page.
CVE更新日: 2022-09-26 16:15:11.793000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 8.8
KEVの情報
KEV更新日: 2023-03-30
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.249250000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2022-3038に関する脆弱性調査結果を以下に解説します。
1. 脆弱性の概要
CVE-2022-3038は、Google ChromeのNetwork Serviceコンポーネントにおける「Use-after-free」の脆弱性です。この脆弱性を悪用されると、細工されたHTMLページを介してリモートの攻撃者がヒープ破損を悪用する可能性があります。
1.1 影響
この脆弱性が悪用された場合、リモートの攻撃者によってヒープ破損が発生し、任意のコード実行、情報漏洩、データの改ざん、またはサービス運用妨害(DoS)状態に陥る可能性があります。
1.2 深刻度
CVSS v3.1の基本評価値は8.8で、「High」(重要)と評価されています。 また、CISA (米国サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁) のKnown Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログに2023年3月30日に追加されており、実際に悪用が確認されている脆弱性です。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
この脆弱性はOSのバージョンではなく、Google ChromeおよびChromiumをベースとするブラウザのバージョンに影響を与えます。具体的には、以下のバージョンより前のGoogle Chromeが影響を受けます。
Chromiumをベースとする他のブラウザ(例: Microsoft Edge、Operaなど)も同様に影響を受ける可能性があります。 また、Fedora、Debian、SUSEなどのLinuxディストリビューションに含まれるChromiumパッケージも影響を受けます。
2.2 影響を受ける設定
Network Serviceコンポーネントがこの脆弱性の影響を受けます。 特定の設定に依存するものではなく、影響を受けるバージョンのブラウザを使用している場合に脆弱性が存在します。
3. 影響を受けた時の兆候
この脆弱性は、細工されたHTMLページを閲覧することで悪用される可能性があります。 直接的なユーザーが認知できる兆候は明確には記載されていませんが、悪用された場合、システムの異常終了、予期しない動作、情報の漏洩、またはシステムの乗っ取りなどが発生する可能性があります。
4. 推奨対策
4.1 本対策
影響を受けるGoogle ChromeおよびChromiumベースのブラウザを、脆弱性が修正されたバージョンにアップデートすることが最も重要な対策です。
4.2 暫定回避策(緩和策)
明確な暫定回避策は公開されていません。しかし、この種のブラウザ脆弱性に対する一般的な緩和策として、以下の点が挙げられます。
参照したサイト