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CVE-2022-30333 の詳細

CVEの情報

説明:
RARLAB UnRAR before 6.12 on Linux and UNIX allows directory traversal to write to files during an extract (aka unpack) operation, as demonstrated by creating a ~/.ssh/authorized_keys file. NOTE: WinRAR and Android RAR are unaffected.

CVE更新日: 2022-05-09 08:15:06.937000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 7.5

KEVの情報

KEV更新日: 2022-08-09

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.992330000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: True

AIを使った解説

解説:

CVE-2022-30333は、RARLAB UnRARユーティリティにおけるディレクトリトラバーサルの脆弱性です。

1. 脆弱性の概要

1.1 影響

本脆弱性は、RARLAB UnRARの解凍(アンパック)操作中にディレクトリトラバーサルを悪用され、任意のファイルが作成または上書きされる可能性があります。攻撃者は、標的の抽出ディレクトリ外にファイルを書き込むことができ、例えば ~/.ssh/authorized_keys ファイルを作成することが可能です。これにより、任意のパスにファイルが作成され、攻撃者が特定の既知の場所にファイルを書き込める場合、システムの任意のコマンド実行に繋がる可能性があります。特に、Zimbraのような環境では、認証されていないリモートの攻撃者がZimbraインスタンスを完全に制御し、メールへのアクセスや、組織の機密性の高い内部サービスへのアクセスを昇格させる可能性があります。

1.2 深刻度

CVSS 3.1の基本スコアは7.5であり、「重要 (High)」に分類されます。CVSS 3.1のベクトルは (CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:N/I:H/A:N) です。これは、リモートからのコード実行に繋がる可能性があるため、深刻なリスクをもたらします。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

LinuxおよびUNIXシステム上のRARLAB UnRARが影響を受けます。WinRARおよびAndroid版RARは影響を受けません。

2.2 影響を受ける設定

RARLAB UnRARのバージョン6.12より前のバージョンが影響を受けます。具体的には、UnRAR 6.17以前のバージョンが影響対象です。これには、Zimbra 9.0.0パッチ24以前のバージョンおよびZimbra 8.8.15パッチ31以前のバージョンが含まれます。本脆弱性は、Zimbraのような、メールのウイルススキャンやスパムチェックのためにRARアーカイブを自動的に抽出するアプリケーションでUnRARが使用されている場合に特に深刻です。

3. 影響を受けた時の兆候

明確な「兆候」については言及されていませんが、Zimbra環境で悪用された場合、公開WebディレクトリにJSPベースのバックドアが設置され、そのバックドアが実行される可能性があります。攻撃者はメールへのアクセスや認証情報の窃取を行う可能性があります。UnRARの利用方法によって検出方法は異なりますが、Zimbraの場合、特定の侵害指標(IOCs)が存在します。

4. 推奨対策

4.1 本対策

RARLAB UnRARをバージョン6.12(オープンソース版は6.1.7)以降にアップグレードしてください。 Zimbraを利用している場合は、Zimbra 9.0.0パッチ24以降、またはZimbra 8.8.15パッチ31以降を適用してください。

4.2 暫定回避策(緩和策)

UnRAR自体に対する明確な暫定回避策は、アップグレード以外に検索結果では確認できませんでした。ただし、一般的にパス・トラバーサル脆弱性に対する緩和策として、厳密な入力検証、最小権限でのサービス実行、および信頼できないファイルを処理するプロセスの隔離などが考えられます。Zimbraにおいては、信頼できないRARアーカイブの自動解凍を停止するか、解凍を行うユーザーに過剰な権限がないことを確認することが緩和策となり得ますが、根本的な解決策はパッチの適用です。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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