Trusted Design

CVE-2022-26501 の詳細

CVEの情報

説明:
Veeam Backup & Replication 10.x and 11.x has Incorrect Access Control (issue 1 of 2).

CVE更新日: 2022-03-17 21:15:08.233000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 9.8

KEVの情報

KEV更新日: 2022-12-13

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.041040000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: True

AIを使った解説

解説:

CVE-2022-26501について、以下の観点から解説します。

1. 脆弱性の概要

CVE-2022-26501は、Veeam Backup & Replication 10.xおよび11.xに存在する不適切なアクセス制御の脆弱性です。この脆弱性は、デフォルトでTCP 9380ポートで稼働するVeeam Distribution Serviceが、認証されていないユーザーによる内部Veeam API機能へのアクセスを許してしまうことに起因します。結果として、攻撃者はVeeam APIに不正な入力を送信し、悪意のあるコードをアップロードして実行できる可能性があります。

1.1 影響

この脆弱性が悪用されると、認証なしにリモートでコードが実行されるおそれがあります(RCE)。これにより、攻撃者が標的システムを完全に制御する可能性があり、ランサムウェアグループなどのサイバー犯罪者にとって魅力的な攻撃ベクトルとなります。

1.2 深刻度

CVSSv3スコアは9.8(Critical、緊急)と評価されており、非常に深刻な脆弱性です。また、本脆弱性は実際に悪用されていることが確認されています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

この脆弱性はVeeam Backup & Replication製品自体に存在するため、特定のOSバージョンが直接影響を受けるわけではありません。対象となるのは以下のVeeam製品バージョンです。 * Veeam Backup & Replication 10.x * Veeam Backup & Replication 11.x

2.2 影響を受ける設定

  • Veeam Backup & Replication 10.xおよび11.xが導入されている環境
  • 特に、デフォルトでTCP 9380ポートで稼働するVeeam Distribution Serviceが有効な状態
  • Veeam Backup & ReplicationサーバーおよびProtection Groupで配布サーバーとして指定されたサーバー

3. 影響を受けた時の兆候

具体的な「兆候」として、悪用された際に発生する特定のシステムログやエラーメッセージなどは明確に示されていません。しかし、この脆弱性が悪用された場合、以下のような兆候が現れる可能性があります。 * システム上での予期しないリモートからのコード実行 * Veeam Backup & Replicationサーバーの制御が奪われる * Veeam Distribution Service (TCP 9380) を介した異常なネットワーク通信

4. 推奨対策

4.1 本対策

速やかに、ベンダーから提供されているパッチを適用することが強く推奨されます。 * Veeam Backup & Replication 11a:ビルド 11.0.1.1261 P20220302 へアップデート * Veeam Backup & Replication 10a:ビルド 10.0.1.4854 P20220304 へアップデート * Veeam Backup & Replication 9.5を使用している場合:サポートされている製品バージョンへのアップグレードが必要です。

4.2 暫定回避策(緩和策)

パッチの適用がすぐにできない場合は、以下の暫定回避策を実施してください。 * Veeam Distribution Serviceの停止と無効化:Veeam Backup & ReplicationサーバーおよびProtection Groupで配布サーバーとして指定されているサーバー上で、Veeam Distribution Serviceを停止し、無効にしてください。

5. 他に解説すべき観点

  • 攻撃のメカニズム: 本脆弱性は、Veeam Distribution Service(デフォルトでTCP 9380で実行)が認証されていないユーザーによる内部Veeam API機能へのアクセスを許可することによって発生します。攻撃者はVeeam APIに悪意のある入力を送信することで、悪意のあるコードをアップロードして実行できます。
  • 悪用状況: 本脆弱性(CVE-2022-26501)は、米国サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁(CISA)の既知の悪用された脆弱性カタログ(Known Exploited Vulnerabilities Catalog)に追加されており、実際に積極的に悪用されていることが確認されています。
  • 発見者: この脆弱性は、Positive Technologies社によって発見されました。

参照サイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

戻る