CVE-2022-26500 の詳細
CVEの情報
説明:
Improper limitation of path names in Veeam Backup & Replication 9.5U3, 9.5U4,10.x, and 11.x allows remote authenticated users access to internal API functions that allows attackers to upload and execute arbitrary code.
CVE更新日: 2022-03-17 21:15:08.193000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 8.8
KEVの情報
KEV更新日: 2022-12-13
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.058280000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2022-26500は、Veeam Backup & Replication製品における脆弱性です。
1. 脆弱性の概要
CVE-2022-26500は、Veeam Backup & ReplicationのVeeam Distribution Service(デフォルトでTCPポート9380で稼働)に存在するパス・トラバーサル(ディレクトリ・トラバーサル)の脆弱性です。この脆弱性は、内部API関数のパス名入力の不適切な検証に起因します。
1.1 影響
本脆弱性が悪用されると、リモートの認証済みユーザーが内部API機能にアクセスし、任意のファイルをアップロードしてバックアップサーバー上でコードを実行することが可能になります。一部の報告では、Veeam Distribution Serviceが認証されていないユーザーによる内部API機能へのアクセスを許し、その結果、リモートからのコード実行につながる可能性があるとされています。これにより、システムの完全な侵害に至る可能性があります。この脆弱性はランサムウェア攻撃に関連しており、実際に悪用されていることが確認されています。
1.2 深刻度
CVSSスコアは8.8 (High) または9.8 (Critical) と評価されており、深刻度の高い脆弱性です。CISA(米国サイバーセキュリティ・インフラストラクチャ・セキュリティ庁)の既知の悪用されている脆弱性カタログ(Known Exploited Vulnerabilities Catalog)にも追加されています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
この脆弱性はVeeam Backup & Replicationソフトウェア自体に存在するため、特定のOSバージョンではなく、Veeam製品のバージョンが影響を受けます。
2.2 影響を受ける設定
3. 影響を受けた時の兆候
具体的な攻撃を受けた際の明確な兆候(Indicators of Compromise: IoC)は、検索結果からは不明です。ただし、リモートからのコード実行やランサムウェア攻撃に関連していることから、不審なプロセス、予期せぬファイルアップロード、システム設定の変更、データの暗号化、身代金要求などの兆候が考えられます。
4. 推奨対策
4.1 本対策
Veeam社から提供されているパッチを速やかに適用してください。
4.2 暫定回避策(緩和策)
パッチ適用が困難な場合は、Veeam Distribution Serviceを停止して無効にすることが暫定的な回避策として推奨されています。Veeam Distribution Serviceは、Veeam Backup & Replicationサーバーおよび保護グループでディストリビューションサーバーとして指定されたサーバーにインストールされています。
参照したサイト