CVE-2022-26486 の詳細
CVEの情報
説明:
An unexpected message in the WebGPU IPC framework could lead to a use-after-free and exploitable sandbox escape. We have had reports of attacks in the wild abusing this flaw. This vulnerability affects Firefox < 97.0.2, Firefox ESR < 91.6.1, Firefox for Android < 97.3.0, Thunderbird < 91.6.2, and Focus < 97.3.0.
CVE更新日: 2022-12-22 20:15:22.797000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 9.6
KEVの情報
KEV更新日: 2022-03-07
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.023510000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2022-26486に関する調査結果を以下に解説します。
1. 脆弱性の概要
CVE-2022-26486は、Mozilla Firefoxおよび関連製品のWebGPU IPC (Inter-Process Communication) フレームワークに存在するUse-after-freeの脆弱性です。WebGPU IPCフレームワークにおける予期せぬメッセージが、解放済みメモリ使用 (Use-after-free) を引き起こし、悪用可能なサンドボックスエスケープにつながる可能性があります。この脆弱性は、すでに実環境で悪用が報告されているゼロデイ脆弱性です。
1.1 影響
この脆弱性が悪用されると、攻撃者はブラウザのサンドボックス保護をバイパスし、悪意のあるウェブコンテンツを通じて完全なシステム侵害に至る可能性があります。結果として、リモートでのコード実行やセキュリティ制限の回避が可能になります。
1.2 深刻度
本脆弱性の深刻度は「緊急 (Critical)」と評価されており、CVSS v3.1スコアは9.8です。この脆弱性は、CISAの「既知の悪用されている脆弱性カタログ (Known Exploited Vulnerabilities Catalog)」にも記載されています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
この脆弱性は、以下のバージョンのMozilla製品に影響を与えます。OSの種類(Windows, macOS, Linux, Androidなど)には依存しません。
2.2 影響を受ける設定
特定のユーザーが設定可能な項目が、本脆弱性の悪用に直接影響を与えるという情報はありません。本脆弱性は、上記の対象製品のWebGPU IPCフレームワークの設計上の欠陥に起因します。
3. 影響を受けた時の兆候
この脆弱性が悪用された場合、ブラウザのサンドボックスを回避し、リモートで任意のコードが実行される可能性があります。 直接的なユーザーが確認できる特定の「兆候」については詳細な記述がありませんが、一般的には、システムが予期せぬ動作をしたり、パフォーマンスの低下が見られたり、マルウェアの活動による不審なファイルやネットワーク通信が確認される場合があります。
4. 推奨対策
4.1 本対策
本脆弱性は活発に悪用されているため、速やかに以下のバージョン以降へアップデートすることが強く推奨されます。
4.2 暫定回避策(緩和策)
本脆弱性に対する具体的な暫定回避策(緩和策)は、公開情報からは不明です。能動的な悪用が確認されているため、迅速なパッチ適用が最も重要な対策とされています。
他に解説すべき観点
参照したサイト