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CVE-2022-26143 の詳細

CVEの情報

説明:
The TP-240 (aka tp240dvr) component in Mitel MiCollab before 9.4 SP1 FP1 and MiVoice Business Express through 8.1 allows remote attackers to obtain sensitive information and cause a denial of service (performance degradation and excessive outbound traffic). This was exploited in the wild in February and March 2022 for the TP240PhoneHome DDoS attack.

CVE更新日: 2022-03-10 17:47:32.813000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 9.8

KEVの情報

KEV更新日: 2022-03-25

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.873250000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: True

AIを使った解説

解説:

CVE-2022-26143について、以下の観点で解説します。

1. 脆弱性の概要

Mitel MiCollabビジネス電話システムおよびMiVoice Business Expressシステムに存在するゼロデイ脆弱性です。この脆弱性は「TP240PhoneHome」とも呼ばれています。

TP-240 (tp240dvr) コンポーネントに存在し、認証されていないUDPポート (10074) が誤ってインターネットに公開されていることに起因します。このコンポーネントは、システムの性能テストを目的としていますが、適切な認証メカニズムを欠いています (CWE-306: Missing Authentication for Critical Function)。

攻撃者は、特別に細工したUDPパケットを脆弱なシステムに送信することで、システムに不釣り合いに大きな応答を生成させ、DDoS攻撃の増幅器として利用することが可能です。

1.1 影響

  • リモートの攻撃者が機密情報を取得する可能性があります。
  • 過剰なアウトバウンドトラフィックの生成により、パフォーマンスの低下やサービス拒否 (DoS) 状態を引き起こす可能性があります。
  • UDP増幅型DDoS攻撃を仕掛けるために悪用される可能性があります。
  • 最大で43億対1の増幅率(2200億パーセントの増幅率)を達成するDDoS攻撃が可能でした。
  • DoS攻撃として悪用された場合、影響を受けるシステムが大量のアウトバウンドトラフィックを発生させ、他のサービスの可用性に影響を与える可能性があります。

1.2 深刻度

  • CVSS v3.1基本評価値: 9.8 (緊急 - Critical)
  • CVSSベクトル: AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
    • 攻撃元区分 (AV): ネットワーク
    • 攻撃条件の複雑さ (AC): 低
    • 必要な特権レベル (PR): 不要
    • ユーザー関与 (UI): 不要
    • 影響の想定範囲 (S): 変更なし
    • 機密性への影響 (C): 高
    • 完全性への影響 (I): 高
    • 可用性への影響 (A): 高
  • CISAは、この脆弱性を既知の悪用されている脆弱性 (Known Exploited Vulnerabilities) カタログに追加しています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

この脆弱性は特定のOSバージョンではなく、Mitel製品に特有のものです。

2.2 影響を受ける設定

  • Mitel MiCollab バージョン 9.4 SP1 FP1より前のもの
  • Mitel MiVoice Business Express バージョン 8.1までのもの
  • UDPポート10074を介してTP-240 (tp240dvr) コンポーネントがインターネットに公開されているシステム
  • 当該コンポーネントに適切な認証メカニズムが欠如している状態

3. 影響を受けた時の兆候

  • Mitelシステムから、特にポート10074での異常なアウトバウンドUDPトラフィック量の増加。
  • 外部IPアドレスからのtp240dvrサービスへの予期しないネットワーク接続。
  • MiCollabまたはMiVoice Business ExpressシステムでのCPUおよびネットワーク使用率の高さ。
  • ネットワークから攻撃トラフィックが発生しているという第三者からの苦情。

4. 推奨対策

4.1 本対策

  • Mitel MiCollabをバージョン9.4 SP1 FP1以降にアップデートする。
  • Mitel MiVoice Business Expressを最新バージョンにアップデートする。
  • ベンダーの指示に従ってアップデートを適用する。

4.2 暫定回避策(緩和策)

  • ファイアウォールを使用して悪用試行をブロックする。
  • TP-240/tp240dvrに関連するUDPポート10074がインターネットに公開されていないことを確認する。

他に解説すべき観点

  • この脆弱性は、2022年2月18日にはすでにゼロデイ脆弱性として悪用され始め、「TP240PhoneHome」DDoS増幅攻撃として知られるようになりました。
  • Mitelは2022年2月22日に高深刻度のセキュリティアドバイザリを発行し、パッチが利用可能になるまでファイアウォールで悪用試行をブロックするよう顧客に助言しました。
  • Cloudflareは、これらの増幅型DDoS攻撃から顧客を保護するために緊急の緩和ルールを展開しました。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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