CVE-2022-24706 の詳細
CVEの情報
説明:
In Apache CouchDB prior to 3.2.2, an attacker can access an improperly secured default installation without authenticating and gain admin privileges. The CouchDB documentation has always made recommendations for properly securing an installation, including recommending using a firewall in front of all CouchDB installations.
CVE更新日: 2022-04-26 10:15:35.083000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 9.8
KEVの情報
KEV更新日: 2022-08-25
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.925100000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: True
CVE-2022-24706について、以下の観点で解説します。
1. 脆弱性の概要
CVE-2022-24706は、Apache CouchDBのデフォルト設定における不適切なリソース初期化に起因する認証バイパスの脆弱性です。不適切に保護されたデフォルトインストールにおいて、認証なしで管理者権限を取得される可能性があります。この脆弱性は、CouchDBがクラスタリングやランタイムの内部調査のためにランダムなネットワークポートをすべての利用可能なインターフェースにバインドし、
epmd(Erlang Port Mapper Daemon)というユーティリティプロセスがそのランダムなポートをネットワークにアドバタイズすることに起因します。以前のCouchDBパッケージでは、単一ノードおよびクラスタ化されたインストールの両方でデフォルトのErlang cookie値が設定されており、このcookieがErlangノード間の通信を認証していました。しかし、このデフォルト設定が攻撃者によって悪用されることで、システムが完全に侵害され、リモートコード実行につながる可能性があります。1.1 影響
認証されていないリモートの攻撃者が、不適切に保護されたデフォルトインストールにアクセスし、管理者権限を取得する可能性があります。 成功した場合、リモートコード実行(RCE)を許してしまう可能性があります。 CISAのKnown Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログにも追加されており、実際に悪用されていることが確認されています。 攻撃者は、この脆弱性を悪用して、暗号通貨マイニングのためのマルウェア(Kinsingマルウェアファミリーなど)をインストールすることが観測されています。
1.2 深刻度
この脆弱性のCVSSv3スコアは9.8で、「緊急」(Critical)に分類されています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
この脆弱性はOSバージョンに依存するものではなく、Apache CouchDBのバージョンに依存します。
2.2 影響を受ける設定
以下の条件を満たすApache CouchDBのインストールが影響を受けます。
epmdプロセスがそのポートをネットワークに公開している場合。特に、ポート4369がインターネットに露出している場合。CouchDBのドキュメントでは常にインストールを適切に保護するための推奨事項が示されていましたが、すべてのユーザーがそのアドバイスに従っているわけではありません。
3. 影響を受けた時の兆候
4. 推奨対策
4.1 本対策
epmdとCouchDBディストリビューションポートを127.0.0.1または::1にバインドするように更新されています。4.2 暫定回避策(緩和策)
5984のみを公開するようにします。単一ノードインストールの場合、このポートのみを公開すれば十分です。4369の公衆網への露出を制限します。127.0.0.1や::1などのローカルIPアドレスにバインドし、0.0.0.0にバインドしないようにします。参照したサイト