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CVE-2022-24521 の詳細

CVEの情報

説明:
Windows Common Log File System Driver Elevation of Privilege Vulnerability

CVE更新日: 2022-04-15 19:15:11.107000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 7.8

KEVの情報

KEV更新日: 2022-04-13

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.071340000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: False

AIを使った解説

解説:

CVE-2022-24521は、Windowsの共通ログファイルシステム (CLFS) ドライバーに存在する特権昇格の脆弱性です。この脆弱性は、すでに悪用が確認されており、CISA (Cybersecurity and Infrastructure Security Agency) の「既知の悪用済み脆弱性 (KEV) カタログ」にも追加されています。

1. 脆弱性の概要

1.1 影響

この脆弱性が悪用された場合、ローカルの認証された攻撃者がSYSTEM権限で任意のコードを実行できるようになります。これにより、システムの完全な乗っ取り、永続的なマルウェアのインストール、セキュリティツールの無効化、および内部ネットワークでの横方向への移動が可能になります。

1.2 深刻度

CVSS v3.1基本評価スコアは 7.8 (High) と評価されています。 CVSSベクトルは CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H です。 CISAがこの脆弱性を既知の悪用済み脆弱性としてリストアップしていることは、CVSSスコア単独よりも強いリスクのシグナルとなります。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

この脆弱性は、公開時点でサポートされていたほとんどのWindowsクライアントおよびサーバーのリリースに影響を与えます。

  • クライアントOS:
    • Windows 7 SP1
    • Windows 8.1
    • Windows RT 8.1
    • Windows 10 (バージョン 1507, 1607, 1809, 1909, 20H2, 21H1, 21H2)
    • Windows 11 21H2
  • サーバーOS:
    • Windows Server 2008
    • Windows Server 2012
    • Windows Server 2016
    • Windows Server 2019
    • Windows Server 2022
    • Windows Server 20H2

2.2 影響を受ける設定

この脆弱性は、CLFS.sys カーネルドライバーに存在し、CLFS APIとやり取りできるローカルコンテキスト(標準ユーザーセッションやCLFSデバイスへのアクセスを維持するサンドボックス化されたプロセスを含む)から悪用可能です。 特定の影響を受ける設定は特に指定されていません。

3. 影響を受けた時の兆候

以下のような兆候が確認される可能性があります。

  • %SystemRoot%\System32\config\ やユーザープロファイルログパス以外の非標準ディレクトリに、予期しないBase Log Files (.blf) またはコンテナファイルが作成される。
  • 正規のサービスやスケジュールされたタスクの親プロセスを持たない標準ユーザープロセスが、NT AUTHORITY\SYSTEM として子プロセスを生成する。
  • 以前にCLFSの不安定性がなかったホストで、CLFS.sys を参照するクラッシュダンプまたはバグチェックイベントが発生する。

4. 推奨対策

4.1 本対策

Microsoftが2022年4月12日にリリースしたセキュリティ更新プログラム(Patch Tuesday rollup)を、影響を受けるすべてのWindowsクライアントおよびサーバーに遅滞なく適用してください。 各Windowsビルドに適用するべき正確なKB記事を特定するには、Microsoft Security Update GuideのCVE-2022-24521の情報を参照することが推奨されます。 Windows 7、Windows 8.1、Server 2008/2012などのレガシーシステムを使用している場合は、該当する場合に拡張セキュリティ更新プログラム (ESU) がインストールされていることを確認してください。

4.2 暫定回避策(緩和策)

公式の回避策でパッチ適用を完全に代替するものはありません。 リスクを軽減するために以下の対策が考えられます。

  • 高価値ホストでの対話型ログオンを制限し、ローカルユーザーの権限を最小限に抑える。
  • アプリケーションの許可リスト (Windows Defender Application Control または AppLocker) を強制し、CLFSの悪用を準備する可能性のある不正なバイナリの実行をブロックする。
  • レガシーシステムやパッチ適用が不可能なシステムをジャンプホストの背後にセグメント化し、不要なローカルアカウントを無効にして、ローカル攻撃対象領域を減らす。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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