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CVE-2022-23134 の詳細

CVEの情報

説明:
After the initial setup process, some steps of setup.php file are reachable not only by super-administrators, but by unauthenticated users as well. Malicious actor can pass step checks and potentially change the configuration of Zabbix Frontend.

CVE更新日: 2022-01-13 16:15:08.227000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 3.7

KEVの情報

KEV更新日: 2022-02-22

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.952600000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: medium

Automatable: True

AIを使った解説

解説:

CVE-2022-23134について、以下の観点で解説します。

1. 脆弱性の概要

Zabbix Frontendにおける不適切なアクセス制御の脆弱性です。初期セットアッププロセスが完了した後も、setup.phpファイルの一部のステップが、スーパー管理者だけでなく、認証されていないユーザーからもアクセス可能になっていました。これにより、悪意のある攻撃者がステップチェックをバイパスし、Zabbix Frontendの設定を改ざんする可能性があります。

1.1 影響

  • 認証されていないユーザーがZabbix Frontendの設定を不正に変更できる可能性があります。これにより、アプリケーションを攻撃者が制御するデータベースに向けたり、セキュリティ設定を変更したりする恐れがあります。
  • Zabbixの構成ファイル(/usr/lib/zabbix/web/conf/zabbix.conf.php)を含む、/etc/passwd、/etc/shadow(権限が許す場合)、/root/.bash_historyなどの機密ファイルを、認証なしで任意に読み取れる可能性があります。

1.2 深刻度

  • CVSS v3スコアは5.3(中程度)と評価されています。
  • 一部の評価ではCVSSスコア3.7(低)とされています。
  • この脆弱性は、CISA(サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁)の既知の悪用されている脆弱性(KEV: Known Exploited Vulnerabilities)カタログにリストされています。
  • EPSS(Exploit Prediction Scoring System)の悪用確率は、2026年9月21日時点で84.7%、または93.10%と高く、活発な悪用が示唆されています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

この脆弱性はZabbix Frontendに影響を与えます。特定のOSバージョンとして、パッケージ版のZabbixを介して影響を受ける可能性があるものとして、Fedora 34および35、Debian Linux 9.0が挙げられています。 ただし、この脆弱性はOS自体ではなく、Zabbix製品の脆弱性です。

2.2 影響を受ける設定

初期セットアッププロセスが完了し、設定ファイルが存在する場合に脆弱性が存在します。setup.phpファイルの一部ステップへのアクセス制御が不適切であることが原因です。

3. 影響を受けた時の兆候

直接的な「影響を受けた時の兆候」は具体的に明記されていませんが、以下の事象が兆候となり得ます。

  • Zabbix Frontendの設定が、許可なく変更されている。
  • 承認されていないユーザーによるsetup.phpエンドポイントへのアクセス履歴。
  • システム上の機密ファイル(例:/etc/passwd、Zabbix設定ファイルなど)が読み取られた痕跡がある。

4. 推奨対策

4.1 本対策

  • Zabbixを修正済みのバージョンにアップデートしてください。
    • Zabbix 5.4.9
    • Zabbix 6.0 LTS (安定版)
    • 影響を受けるバージョンは、Zabbix 5.4.0から5.4.8まで、および6.0.0alpha1、6.0.0beta1です。

4.2 暫定回避策(緩和策)

この脆弱性に対する公式の暫定回避策は、検索結果からは明確には提供されていません。しかし、初期導入後には、setup.phpファイルへのアクセスを高度な権限を持つ認証済みユーザーのみに制限することが推奨されます。 具体的には、インストール後にsetup.phpファイルへのアクセスを無効化または制限することが論理的な緩和策と考えられます。

他に解説すべき観点

  • CWE (Common Weakness Enumeration): この脆弱性は、CWE-284 (Improper Access Control - 不適切なアクセス制御) と CWE-287 (Improper Authentication - 不適切な認証) に関連付けられています。
  • 悪用の容易性: この脆弱性は、認証やユーザーの操作を必要とせず、ネットワーク経由で悪用可能です。攻撃者は、Zabbix Frontendインスタンスへのネットワークアクセスがあれば、直接setup.phpエンドポイントにアクセスし、ステップパラメータを操作して検証チェックをバイパスできます。 公開されているPoC(概念実証)エクスプロイトも存在します。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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