CVE-2022-23131 の詳細
CVEの情報
説明:
In the case of instances where the SAML SSO authentication is enabled (non-default), session data can be modified by a malicious actor, because a user login stored in the session was not verified. Malicious unauthenticated actor may exploit this issue to escalate privileges and gain admin access to Zabbix Frontend. To perform the attack, SAML authentication is required to be enabled and the actor has to know the username of Zabbix user (or use the guest account, which is disabled by default).
CVE更新日: 2022-01-13 16:15:08.053000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 9.1
KEVの情報
KEV更新日: 2022-02-22
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.956830000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: True
CVE-2022-23131に関する調査結果を以下に解説します。
1. 脆弱性の概要
CVE-2022-23131は、Zabbix Web Frontendにおける認証バイパスの脆弱性です。この脆弱性は、SAML SSO認証が有効になっているZabbixインスタンスにおいて、セッションデータの不適切な検証が原因で発生します。悪意のある認証されていない攻撃者は、セッションデータを改ざんし、管理者権限を取得してZabbix Frontendにアクセスする可能性があります。
1.1 影響
この脆弱性が悪用されると、以下のような影響が生じる可能性があります。 * 認証バイパスによる管理者権限の取得。 * 機密情報への不正アクセス。 * Zabbix監視システムの潜在的な侵害。 * 標的システムでのリモートコード実行 (RCE) の可能性。 * 企業が重要なシステムへのアクセスを失い、機密情報が漏洩し、最終的に金銭的損失が発生する可能性。 * 侵害されたインフラがボットネット、フィッシングキャンペーン、または企業の信頼された地位の悪用など、さまざまな悪意のある目的に利用される可能性。
1.2 深刻度
CVE-2022-23131は深刻度の高い脆弱性として評価されています。 * CVSSv3 基本評価スコア: 9.8 (Critical) または 9.1 (Critical) * CVSSv3 ベクター:
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H* 攻撃経路 (AV:N - Network): ネットワーク経由で攻撃可能。 * 攻撃の複雑さ (AC:L - Low): 攻撃の複雑さは低い。 * 必要な特権 (PR:N - None): 特権は不要。 * ユーザーインタラクション (UI:N - None): ユーザーの操作は不要。 * スコープ (S:U - Unchanged): スコープは変更されない。 * 機密性への影響 (C:H - High): 機密性への影響は高い。 * 完全性への影響 (I:H - High): 完全性への影響は高い。 * 可用性への影響 (A:H - High): 可用性への影響は高い。この脆弱性は、CISA (Cybersecurity and Infrastructure Security Agency) のKnown Exploited Vulnerabilities Catalogにも追加されており、活発な悪用が報告されています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
この脆弱性は特定のOSバージョンに直接関連するものではなく、Zabbix Web Frontendのバージョンと設定に依存します。
2.2 影響を受ける設定
3. 影響を受けた時の兆候
検索結果には、具体的な「影響を受けた時の兆候」は明示されていません。しかし、この脆弱性が活発に悪用されていることから、Zabbix環境でSAML SSO認証を使用している場合は注意が必要です。
4. 推奨対策
4.1 本対策
以下のセキュリティパッチが適用されたバージョンにZabbixをアップグレードしてください。 * Zabbix 5.4.9 * Zabbix 5.0.19 * Zabbix 4.0.37 * Zabbix 6.0 LTS (安定版) * Zabbix 6.0.0beta2 以降
SAML SSO認証機能を使用しているすべてのユーザーは、Zabbixインスタンスを上記のバージョンに更新することが強く推奨されます。
4.2 暫定回避策(緩和策)
他に解説すべき観点
参照したサイト