CVE-2022-20821 の詳細
CVEの情報
説明:
A vulnerability in the health check RPM of Cisco IOS XR Software could allow an unauthenticated, remote attacker to access the Redis instance that is running within the NOSi container. This vulnerability exists because the health check RPM opens TCP port 6379 by default upon activation. An attacker could exploit this vulnerability by connecting to the Redis instance on the open port. A successful exploit could allow the attacker to write to the Redis in-memory database, write arbitrary files to the container filesystem, and retrieve information about the Redis database. Given the configuration of the sandboxed container that the Redis instance runs in, a remote attacker would be unable to execute remote code or abuse the integrity of the Cisco IOS XR Software host system.
CVE更新日: 2022-05-26 14:15:08.123000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 6.5
KEVの情報
KEV更新日: 2022-05-23
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.114710000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: medium
Automatable: True
CVE-2022-20821は、Cisco IOS XR SoftwareのヘルスチェックRPMにおける情報漏えいの脆弱性です。以下に詳細を解説します。
1. 脆弱性の概要
Cisco IOS XR SoftwareのヘルスチェックRPMに存在する情報漏えいの脆弱性です。この脆弱性は、ヘルスチェックRPMが有効化されると、デフォルトでTCPポート6379(Redisのデフォルトポート)を開放し、適切な認証やアクセス制御を実装しないことに起因します。これにより、認証されていないリモートの攻撃者が、NOSiコンテナ内で実行されているRedisインスタンスにアクセスできる可能性があります。
1.1 影響
攻撃者は、オープンなポートに接続することでこの脆弱性を悪用できます。悪用が成功すると、攻撃者はRedisのインメモリデータベースへの書き込み、コンテナファイルシステムへの任意のファイルの書き込み、およびRedisデータベースに関する情報の取得が可能になります。 攻撃者は、この情報をさらなるネットワーク偵察や横方向の移動に利用する可能性があります。 ただし、Redisインスタンスが実行されているサンドボックス化されたコンテナの構成により、リモート攻撃者がリモートコードを実行したり、Cisco IOS XR Softwareホストシステムの完全性を悪用したりすることはできません。
1.2 深刻度
CVSSスコアは6.5(中程度)と評価されています。 攻撃ベクトルはネットワークベースであり、認証やユーザーインタラクションは不要です。 攻撃の複雑性は低く、ターゲットデバイスへのネットワークアクセス以外に特別な条件や準備は必要ありません。 CISAのKnown Exploited Vulnerabilities (KEV)カタログにも含まれており、実世界で悪用されていることが知られています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
Cisco IOS XR Softwareの特定のバージョンが影響を受けます。具体的に影響を受けるバージョンについては、Ciscoからの公式セキュリティアドバイザリやNVDの情報を参照することが推奨されます。
2.2 影響を受ける設定
この脆弱性は、Cisco IOS XR SoftwareのヘルスチェックRPMコンポーネントにおける安全でないデフォルト設定に起因します。ヘルスチェックRPMが有効になっている場合に影響を受けます。
3. 影響を受けた時の兆候
この脆弱性の悪用による直接的なシステムレベルの兆候は明確に記載されていません。しかし、Redisインスタンスへの不審なアクセスログや、設定が変更された形跡、またはRedisデータベースからの情報漏えいの可能性が兆候として考えられます。
4. 推奨対策
4.1 本対策
Ciscoは、この脆弱性に対処するためのソフトウェアアップデートをリリースしています。 影響を受けるCisco IOS XR Softwareを、脆弱性が修正されたバージョンにアップデートすることが最も重要な対策です。
4.2 暫定回避策(緩和策)
この脆弱性に対する暫定的な回避策としては、TCPポート6379へのアクセスを制限することが挙げられます。 ネットワークアクセス制御リスト (ACL) などを使用して、信頼できるソースからのアクセスのみを許可するように設定することで、攻撃対象領域を減らすことができます。
参照したサイト