CVE-2022-20775 の詳細
CVEの情報
説明:
Multiple vulnerabilities in the CLI of Cisco SD-WAN Software could allow an authenticated, local attacker to gain elevated privileges. These vulnerabilities are due to improper access controls on commands within the application CLI. An attacker could exploit these vulnerabilities by running a malicious command on the application CLI. A successful exploit could allow the attacker to execute arbitrary commands as the root user.
CVE更新日: 2022-09-30 19:15:11.467000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 7.8
KEVの情報
KEV更新日: 2026-02-25
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.124750000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2022-20775について、以下の観点から解説します。
1. 脆弱性の概要
Cisco SD-WAN SoftwareのCLIに存在する、認証されたローカルの攻撃者が特権を昇格できる脆弱性です。この脆弱性は、アプリケーションCLI内のコマンドに対する不適切なアクセス制御に起因します。攻撃者は、悪意を持って細工されたコマンドをアプリケーションCLI上で実行することで、この脆弱性を悪用できます。
1.1 影響
認証された低権限のローカルユーザーが、rootユーザーとして任意のコマンドを実行できるようになります。 これにより、機密性、完全性、可用性が高い影響を受ける可能性があります。 攻撃者は、この脆弱性をCVE-2026-20127(認証バイパスの脆弱性)と組み合わせて、初期アクセス後に特権昇格と長期的な永続化を確立することが確認されています。
1.2 深刻度
深刻度は「高」と評価されています。CVSS v3.1の基本スコアは7.8です(AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H)。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
Cisco SD-WAN Softwareが影響を受けます。具体的には、Cisco SD-WAN vBond Orchestrator Software、Cisco SD-WAN vEdge Cloud Routers、Cisco SD-WAN vEdge Routers、Cisco SD-WAN vManage Software、Cisco SD-WAN vSmart Controller Softwareなどが含まれます。
影響を受けるCisco SD-WAN Softwareのバージョンと、その修正済みリリースは以下の通りです。
なお、Cisco IOS XE SD-WAN Softwareは、この脆弱性の影響を受けません。
2.2 影響を受ける設定
この脆弱性は、アプリケーションCLI内のコマンドに対する不適切なアクセス制御に起因します。 構成に関わらず、オンプレミス展開、Cisco Hosted SD-WAN Cloud、Cisco Hosted SD-WAN Cloud – Cisco Managed、Cisco Hosted SD-WAN Cloud – FedRAMPを含む、すべてのCisco Catalyst SD-WANの展開が影響を受けます。
3. 影響を受けた時の兆候
認証されたローカルの攻撃者がrootユーザーとして任意のコマンドを実行できることになります。 これは、影響を受けるシステムで許可されていないrootレベルのコマンド実行として現れます。この脆弱性は、CVE-2026-20127と組み合わせて初期アクセスに利用されることが確認されており、実際に悪用が報告されています。
4. 推奨対策
4.1 本対策
Ciscoが提供する適切な修正済みソフトウェアリリースにアップグレードしてください。 Ciscoは、この脆弱性を完全に修正するために、修正済みソフトウェアリリースへのアップグレードを強く推奨しています。
4.2 暫定回避策(緩和策)
この脆弱性に対処する回避策は存在しません。
その他解説すべき観点
参照したサイト: