CVE-2022-0609 の詳細
CVEの情報
説明:
Use after free in Animation in Google Chrome prior to 98.0.4758.102 allowed a remote attacker to potentially exploit heap corruption via a crafted HTML page.
CVE更新日: 2022-04-05 00:15:17.680000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 8.8
KEVの情報
KEV更新日: 2022-02-15
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.224420000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2022-0609に関する脆弱性の調査結果を以下に解説します。
1. 脆弱性の概要
1.1 影響
CVE-2022-0609は、Google ChromeのAnimationコンポーネントにおけるUse-After-Free(解放済みメモリ使用)の脆弱性です。このメモリ破損の欠陥により、リモートの攻撃者が細工されたHTMLページを介してヒープ破損を悪用し、ブラウザのコンテキスト内で任意のコード実行につながる可能性があります。 この脆弱性はゼロデイ脆弱性として、実世界で積極的に悪用されていることが確認されています。
1.2 深刻度
この脆弱性の深刻度は「高 (High)」と評価されており、CVSS 3.1スコアは8.8です。 また、CISAの既知の悪用されている脆弱性(KEV)カタログに追加されており、積極的に悪用されていることが確認されています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
この脆弱性の影響を受けるのは、脆弱なGoogle Chromeバージョンを実行しているすべてのプラットフォーム(Windows、macOS、Linuxなど)です。
2.2 影響を受ける設定
Google Chromeのバージョン98.0.4758.102より前のものが影響を受けます。 また、影響を受けるコードを使用しているChromiumベースのブラウザも影響を受けます。
3. 影響を受けた時の兆候
この脆弱性は任意のコード実行につながる可能性があるため、ユーザーが直接認識できる特定の「兆候」は不明です。通常、このような悪用はユーザーに気づかれることなくバックグラウンドで行われます。
4. 推奨対策
4.1 本対策
Google Chromeをバージョン98.0.4758.102以降にアップデートすることが推奨される恒久的な対策です。 Googleは、この脆弱性に対応するために緊急のセキュリティアップデートをリリースしました。
4.2 暫定回避策(緩和策)
CVE-2022-0609に対して、特定の暫定回避策は公開されていません。Googleはパッチの適用を直ちに推奨しており、緊急アップデートが提供されています。脆弱性対応において、パッチが利用できない場合や即座に適用が難しい場合には、設定変更、アクセス制限、機能停止、ネットワーク分離、WAFやEDRなどによる補完策が検討されることがありますが、本脆弱性の場合はアップデートが最優先事項です。
5. 他に解説すべき観点
参照したサイト