CVE-2021-42292 の詳細
CVEの情報
説明:
Microsoft Excel Security Feature Bypass Vulnerability
CVE更新日: 2021-11-10 01:19:47.007000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 7.8
KEVの情報
KEV更新日: 2021-11-17
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.430050000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2021-42292は、Microsoft Excelに存在するセキュリティ機能のバイパスの脆弱性です。この脆弱性は悪用が確認されており、迅速な対策が推奨されています。
1. 脆弱性の概要
1.1 影響
CVE-2021-42292は、Microsoft Excelにおけるセキュリティ機能のバイパスのゼロデイ脆弱性です。特別に細工されたExcelファイルを開くことで、意図されたセキュリティプロンプトをトリガーすることなく、悪意のあるコードが実行される可能性があります。攻撃者は、この脆弱性を悪用して、被害者のコンピューター上で任意のコードを実行し、データ窃盗、マルウェアのインストール、またはシステム全体の制御を可能にする可能性があります。攻撃は、認証されていない攻撃者がユーザーの操作(悪意のあるファイルを完全に開くこと)を必要とする低い複雑度のローカル攻撃として実行できます。Windows Explorerのプレビューペインは攻撃ベクトルではありません。
1.2 深刻度
この脆弱性の深刻度は「高」と評価されており、CVSSスコアは7.8です。CVSSv3.1のベクトルは
CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:Hです。機密性(Confidentiality)、完全性(Integrity)、可用性(Availability)への影響はいずれも「高」とされています。2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
この脆弱性はMicrosoft Excelに関連しており、以下の製品バージョンが影響を受けます。 * Microsoft 365 Apps for Enterprise (Affected 16.0.1 < https://aka.ms/OfficeSecurityReleases) * Microsoft Excel 2013 Service Pack 1 (Affected 15.0.0.0 < 15.0.5397.1001) * Microsoft Excel 2016 (Affected 16.0.0.0 < 16.0.5239.1001) * Microsoft Office 2013 Service Pack 1 (Affected 15.0.0 < 15.0.5397.1001) * Microsoft Office 2016 (Affected 16.0.0 < 16.0.5239.1001) * Microsoft Office 2019 (Affected 19.0.0 < https://aka.ms/OfficeSecurityReleases) * Microsoft Office 2019 for Mac (Affected 16.0.0 < 16.55.21111400) (パッチはすぐに提供されませんでした) * Microsoft Office LTSC 2021 (Affected 16.0.1 < https://aka.ms/OfficeSecurityReleases) * Microsoft Office LTSC for Mac 2021 (Affected 16.0.1 < 16.55.21111400) (パッチはすぐに提供されませんでした)
2.2 影響を受ける設定
特別に影響を受ける設定に関する具体的な情報は見つかりませんでした。この脆弱性は、影響を受けるバージョンのMicrosoft Excelで特別に細工されたファイルを開くことによって悪用されます。 Windows Explorerのプレビューペインは攻撃ベクトルではないため、ファイルを完全に開く必要があります。
3. 影響を受けた時の兆候
この脆弱性は、Excelが「行動トリック」を介して2番目のExcelファイルを取得することに依存して悪用されます。検出ロジックとして、ExcelのUser-Agent文字列を含むHTTPリクエストを監視することが考えられます。 Microsoftは、この脆弱性が実際に悪用されていることを確認しています。
4. 推奨対策
4.1 本対策
Microsoftは、2021年11月9日の月例パッチ(Patch Tuesday)で本脆弱性に対するセキュリティ更新プログラムをリリースしています。 ユーザーは、これらのパッチを直ちにインストールすることが強く推奨されます。 更新プログラムはWindows UpdateまたはMicrosoft Updateカタログを通じて入手可能です。
ただし、Microsoft Office 2019 for MacおよびMicrosoft Office LTSC for Mac 2021向けのセキュリティ更新プログラムは、Windows版に比べて提供が遅れていました。
4.2 暫定回避策(緩和策)
参照したサイト