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CVE-2021-38648 の詳細

CVEの情報

説明:
Open Management Infrastructure Elevation of Privilege Vulnerability

CVE更新日: 2021-09-15 12:15:15.147000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 7.8

KEVの情報

KEV更新日: 2021-11-03

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.114240000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: False

AIを使った解説

解説:

CVE-2021-38648は、MicrosoftのOpen Management Infrastructure (OMI) に存在する特権昇格の脆弱性であり、「OMIGOD」と総称される一連の脆弱性の一つです。

1. 脆弱性の概要

1.1 影響

本脆弱性は、認証されたローカル攻撃者が特権を昇格させ、影響を受けるシステムを完全に制御できる可能性があります。Microsoft Azure上で特定のサービスを有効にすると、OMIエージェントがLinux仮想マシンに自動的にインストールされるため、影響が広範囲に及ぶ可能性があります。

1.2 深刻度

CVSSv3.1スコアは7.8 (High) と評価されています。 この脆弱性は、CISA(サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁)の既知の悪用されている脆弱性(KEV)カタログに登録されており、実際に悪用が確認されています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

OMIエージェントがインストールされているLinux仮想マシンが影響を受けます。OMIのバージョン1.6.8-1より前のすべてのバージョンが脆弱であるとされています。 Red Hat Enterprise Linuxの特定のバージョンは影響を受けないとの情報もありますが、OMIがインストールされているLinux VM全般で確認が必要です。

2.2 影響を受ける設定

OMIエージェントは、以下のAzureサービスが有効なLinux仮想マシンに自動的にインストールされる際に展開されます。 * Microsoft Azure Automation State Configuration * Microsoft Azure Automation Update Management * Microsoft Azure Diagnostics (LAD) * Microsoft Azure Open Management Infrastructure * Microsoft Azure Security Center * Microsoft Azure Sentinel * Microsoft Azure Stack Hub * Microsoft Container Monitoring Solution * Microsoft Log Analytics Agent * Microsoft System Center Operations Manager

OMIエージェントがUNIXソケットまたはHTTP API(ポート5985、5986、1270)を介して通信するように構成されている場合、脆弱性の影響を受ける可能性があります。

3. 影響を受けた時の兆候

直接的な悪用の兆候は詳細には記述されていませんが、特権昇格後に攻撃者によってシステムが完全に制御される可能性があるため、以下のような兆候が考えられます。 * 予期しないシステム動作 * 不正なファイルやプロセスの作成 * 不正なネットワーク通信 * Mirai Botによる攻撃が本脆弱性を使用して行われたという情報もあります。

CISAは、パッチ適用後も悪用の兆候がないか監視を続けることを推奨しています。

4. 推奨対策

4.1 本対策

  • Microsoftは、この脆弱性に対処するためのセキュリティアップデートをリリースしています。影響を受けるすべてのAzureサービスおよびOMIコンポーネントを最新のパッチ適用済みのバージョンに速やかに更新してください。
  • OMIのバージョンが1.6.8-1よりも古い場合は、OMIエージェントをアップデートする必要があります。
  • ベンダーの提供する指示に従って更新を適用してください。

4.2 暫定回避策(緩和策)

  • OMI管理ポート(5985、5986、1270)へのネットワークアクセスを可能な限り制限することが推奨されます。
  • 影響を受けるシステムへのアクセス権を持つすべてのアカウントに対して、最小特権の原則を実装してください。

他に解説すべき観点

  • OMIGOD:この脆弱性は、他の3つのOMI関連脆弱性(CVE-2021-38645, CVE-2021-38647, CVE-2021-38649)と共に「OMIGOD」と総称されています。
  • CISA KEVカタログ登録:米国CISAのKnown Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログに登録されており、組織は迅速な対応を求められています。
  • Proof-of-Concept (PoC) コードの公開:本脆弱性に対するProof-of-Concept (PoC) コードが公開されており、悪用の可能性が高い状態です。

参照サイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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