CVE-2021-36260 の詳細
CVEの情報
説明:
A command injection vulnerability in the web server of some Hikvision product. Due to the insufficient input validation, attacker can exploit the vulnerability to launch a command injection attack by sending some messages with malicious commands.
CVE更新日: 2021-09-22 13:15:07.690000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 9.8
KEVの情報
KEV更新日: 2022-01-10
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.998690000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: True
CVE-2021-36260に関する調査結果を以下に解説します。
1. 脆弱性の概要
CVE-2021-36260は、多数のHikvision製監視製品(IPカメラ、PTZカメラ、サーマルカメラ、ネットワークビデオレコーダー(NVR)など)のWebサーバーコンポーネントに存在するコマンドインジェクションの脆弱性です。この脆弱性は、デバイスのWebインターフェースにおける入力検証の不備に起因しており、リモートの攻撃者が悪意のあるコマンドを含む特別に細工されたHTTPメッセージを送信することで悪用される可能性があります。
1.1 影響
本脆弱性が悪用されると、認証なしのリモート攻撃者が影響を受けるデバイス上でroot権限を持つ任意のコマンドを実行できます。これにより、デバイスの完全な乗っ取り、監視フィードの傍受、内部ネットワークへの侵入や攻撃、ボットネットへの組み込みなどが可能になります。攻撃者は、システムレベルのコマンドをroot権限で実行し、デバイスを完全に制御することができます。デバイスの所有者が制限付きの保護されたシェルしか使用できない場合でも同様です。
1.2 深刻度
CVSSv3スコアは9.8(緊急)であり、CVSSv2スコアは9.3(危険)と評価されています。これは、機密性、完全性、可用性のすべてに高い影響があることを示しています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
本脆弱性は、Hikvision製監視製品の組み込みWebサーバーに影響を与えます。影響を受ける特定のファームウェアバージョンは多岐にわたります。例えば、ファームウェアバージョン4.30.210から4.31.000まで、およびHikvision Web Server Build 210702を搭載したモデルが影響を受けます。 Hikvision DS-2CDシリーズIPカメラ(DS-2CD2026G2, DS-2CD2046G2, DS-2CD2066G2, DS-2CD2086G2など多数)、Hikvision PTZカメラ(PTZ-N2204I-DE3, PTZ-N4215-DE3など)、Hikvision DS-7xxxシリーズネットワークビデオレコーダー(DS-7604NI, DS-7608NI, DS-7616NIなど)、Hikvisionサーマルカメラ、Hikvision防爆カメラなどが含まれます。 影響を受ける製品およびバージョンに関する詳細なリストは、Hikvisionの公式アドバイザリを参照することが推奨されます。
2.2 影響を受ける設定
脆弱性は、デバイスのWebインターフェースにおける不適切な入力検証に存在します。攻撃を悪用するためには、影響を受ける製品にネットワーク経由で接続できる必要があります。特に、対象製品がインターネット経由で接続可能な状態である場合、容易に脆弱性が悪用される可能性があります。
3. 影響を受けた時の兆候
検索結果には、具体的な「影響を受けた時の兆候」に関する詳細な記述は明確にありません。しかし、本脆弱性は実際に悪用されており、CISAの「既知の悪用されている脆弱性(KEV)カタログ」にも追加されています。攻撃が成功すると、攻撃者はデバイス上で任意のコマンドをroot権限で実行できるため、以下のような兆候が考えられますが、これらは直接的な情報源からのものではなく、脆弱性の性質から推測されるものです。
4. 推奨対策
4.1 本対策
Hikvisionは本脆弱性を修正するファームウェアを公開しています。最も重要な対策は、対象のHikvision製品のファームウェアを最新バージョンに更新することです。 CISAは、Hikvisionのセキュリティアドバイザリ「HSRC-202109-01」を確認し、最新のファームウェアアップデートを適用するよう推奨しています。
4.2 暫定回避策(緩和策)
明示的な暫定回避策は検索結果に詳細に記載されていませんが、一般的に以下の対策が考えられます。
参照したサイト