Trusted Design

CVE-2021-35395 の詳細

CVEの情報

説明:
Realtek Jungle SDK version v2.x up to v3.4.14B provides an HTTP web server exposing a management interface that can be used to configure the access point. Two versions of this management interface exists: one based on Go-Ahead named webs and another based on Boa named boa. Both of them are affected by these vulnerabilities. Specifically, these binaries are vulnerable to the following issues: - stack buffer overflow in formRebootCheck due to unsafe copy of submit-url parameter - stack buffer overflow in formWsc due to unsafe copy of submit-url parameter - stack buffer overflow in formWlanMultipleAP due to unsafe copy of submit-url parameter - stack buffer overflow in formWlSiteSurvey due to unsafe copy of ifname parameter - stack buffer overflow in formStaticDHCP due to unsafe copy of hostname parameter - stack buffer overflow in formWsc due to unsafe copy of 'peerPin' parameter - arbitrary command execution in formSysCmd via the sysCmd parameter - arbitrary command injection in formWsc via the 'peerPin' parameter Exploitability of identified issues will differ based on what the end vendor/manufacturer did with the Realtek SDK webserver. Some vendors use it as-is, others add their own authentication implementation, some kept all the features from the server, some remove some of them, some inserted their own set of features. However, given that Realtek SDK implementation is full of insecure calls and that developers tends to re-use those examples in their custom code, any binary based on Realtek SDK webserver will probably contains its own set of issues on top of the Realtek ones (if kept). Successful exploitation of these issues allows remote attackers to gain arbitrary code execution on the device.

CVE更新日: 2021-08-16 12:15:07.300000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 9.8

KEVの情報

KEV更新日: 2021-11-03

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.981000000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: True

AIを使った解説

解説:

CVE-2021-35395は、Realtek Jungle SDKに存在する重大な脆弱性です。以下に詳細を解説します。

1. 脆弱性の概要

CVE-2021-35395は、Realtek Jungle SDKバージョンv2.xからv3.4.14Bに影響を与える、複数のスタックバッファオーバーフローおよびコマンドインジェクションの脆弱性の総称です。これらの脆弱性は、HTTPウェブサーバー(Go-Aheadベースの「webs」およびBoaベースの「boa」)の管理インターフェースに存在します。これにより、認証されていないリモートの攻撃者が、影響を受けるIoTデバイス上で任意のコードを実行できる可能性があります。

1.1 影響

この脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者は、ルーター、アクセスポイント、Wi-Fiエクステンダー、IPカメラ、その他の組み込みシステムを含む影響を受けるIoTデバイスを完全に制御することができます。これにより、任意のコード実行、情報漏えい、データの改ざん、およびサービス拒否 (DoS) 状態に陥る可能性があります。実際に、Miraiの亜種などのマルウェアを拡散するために、活発に悪用されています。

1.2 深刻度

この脆弱性は「緊急」または「危険」と評価されており、CVSS v3スコアは9.8(緊急)、CVSS v2スコアは10.0(危険)です。 米国サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁 (CISA) の「Known Exploited Vulnerabilities Catalog (既知の悪用されている脆弱性カタログ)」にも掲載されており、活発に悪用されていることが示されています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

この脆弱性は、Realtek Jungle SDKバージョンv2.xからv3.4.14Bを使用するデバイスに影響を与えます。 具体的には、rtl819x-SDK-v3.2.xシリーズ、rtl819x-SDK-v3.4.xシリーズ、rtl819x-SDK-v3.4Tシリーズ、rtl819x-SDK-v3.4T-CTシリーズ、およびrtl819x-eCos-v1.5.xシリーズが影響を受けます。 Realtek SDK自体はソフトウェア開発キットであるため、OSのバージョンではなく、SDKを使用して構築されたファームウェアコンポーネントが対象となります。

2.2 影響を受ける設定

脆弱性は主にHTTPウェブサーバーの管理インターフェースに存在します。具体的には、formRebootCheck、formWsc、formWlanMultipleAP、formWlSiteSurvey、formStaticDHCPにおけるsubmit-urlやifname、hostname、peerPinなどのパラメータの安全でないコピー処理によるスタックバッファオーバーフロー、およびformSysCmdのsysCmdパラメータを介した任意のコマンド実行、formWscのpeerPinパラメータを介したコマンドインジェクションなどが挙げられます。 脆弱性の悪用可能性は、デバイスメーカーがRealtek SDKウェブサーバーをどのように実装したか(例えば、独自の認証を追加したか、機能を削除・追加したかなど)によって異なる場合があります。 インターネットに公開されているデバイスは、より高いリスクにさらされます。

3. 影響を受けた時の兆候

影響を受けたデバイスが、動作が遅くなったり、不明なドメインに大量のトラフィックを送信したりしている場合、脆弱性が悪用されている兆候である可能性があります。 実際に、formWscおよびformSysCmdウェブページを標的として、Miraiの亜種を展開する悪用試行が確認されています。

4. 推奨対策

4.1 本対策

  • Realtekは、セキュリティアドバイザリとパッチ適用済みのSDKバージョンをリリースしています。Realtek Jungle SDKを使用しているデバイスメーカーは、パッチ適用済みのSDKバージョンを適用し、顧客向けに更新されたファームウェアをリリースする必要があります。
  • エンドユーザーは、デバイスメーカーから提供されるファームウェアの更新を確認し、速やかに適用する必要があります。
  • 入力文字列の検証を実装することが推奨されます。
  • 接続管理においては、認証済みユーザーの状態をIPアドレスではなく、セッションIDで確認するべきです。

4.2 暫定回避策(緩和策)

  • もし悪用が疑われる場合は、工場出荷時の設定にリセットし、管理者パスワードを強力なものに変更し、利用可能なすべてのファームウェア更新を適用することが推奨されます。
  • 可能であれば、影響を受けるデバイスをインターネットや信頼できないネットワークから隔離することも有効な緩和策です(リモートからの悪用可能性とIoTデバイスへの影響の性質から導き出される一般的なプラクティスです)。

5. 他に解説すべき観点

  • CVE IDの公開: CVE-2021-35395は、2021年8月16日にNVDに公開されました。
  • 積極的な悪用: この脆弱性は、攻撃者によって積極的に悪用されています。
  • 影響を受けるベンダー: 少なくとも65の異なるベンダーの、約200種類のユニークなデバイスが影響を受ける可能性があります。影響を受ける一般的なデバイスには、ルーター、Wi-Fiエクステンダー、住宅用ゲートウェイ、IPカメラ、スマート照明ゲートウェイ、コネクテッドトイなどが含まれます。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

戻る