CVE-2021-35211 の詳細
CVEの情報
説明:
Microsoft discovered a remote code execution (RCE) vulnerability in the SolarWinds Serv-U product utilizing a Remote Memory Escape Vulnerability. If exploited, a threat actor may be able to gain privileged access to the machine hosting Serv-U Only. SolarWinds Serv-U Managed File Transfer and Serv-U Secure FTP for Windows before 15.2.3 HF2 are affected by this vulnerability.
CVE更新日: 2021-07-14 21:15:08.090000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 9.0
KEVの情報
KEV更新日: 2021-11-03
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.911600000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: True
CVE-2021-35211に関する調査結果を以下に解説します。
1. 脆弱性の概要
CVE-2021-35211は、SolarWinds Serv-U製品におけるリモートコード実行(RCE)の脆弱性です。Microsoft社が発見し、ゼロデイ脆弱性として悪用が確認されました。この脆弱性は、Serv-UのSSH実装におけるリモートメモリエスケープ(Out-of-bounds Write:境界外書き込み)の欠陥に起因します。
1.1 影響
この脆弱性が悪用されると、攻撃者はServ-Uをホストしているマシン上で、高い権限で任意のコードを実行する可能性があります。これにより、システムへの完全な侵害につながる可能性があり、悪意のあるソフトウェアのインストール、機密データの改ざんや窃取、システムのプログラムの実行などが可能になります。 実際、TA505などの脅威アクターによってClopランサムウェアキャンペーンに悪用された事例も報告されています。
1.2 深刻度
CVE-2021-35211には、CVSSスコア9.0から10.0(緊急)が割り当てられており、NVD(National Vulnerability Database)では最大スコアの10.0が与えられています。これは、この脆弱性が持つ壊滅的な潜在的影響を反映しています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
SolarWinds Serv-U Managed File TransferおよびServ-U Secure FTP for Windowsのバージョン15.2.3 HF1およびそれ以前のバージョン(15.2.3 HF2より前のバージョン)が影響を受けます。
2.2 影響を受ける設定
この脆弱性は、Secure Shell (SSH) が有効になっているサーバーのみに影響します。
3. 影響を受けた時の兆候
影響を受けた際の兆候として、以下のような点が挙げられます。
DebugSocketlog.txtに、EXCEPTION: C0000005; CSUSSHSocket::ProcessReceive();のような例外エントリが記録される。4. 推奨対策
4.1 本対策
SolarWinds Serv-U製品を、脆弱性が修正されたバージョン15.2.3 HF2以降に更新することを強く推奨します。
4.2 暫定回避策(緩和策)
参照サイト