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CVE-2021-3493 の詳細

CVEの情報

説明:
The overlayfs implementation in the linux kernel did not properly validate with respect to user namespaces the setting of file capabilities on files in an underlying file system. Due to the combination of unprivileged user namespaces along with a patch carried in the Ubuntu kernel to allow unprivileged overlay mounts, an attacker could use this to gain elevated privileges.

CVE更新日: 2021-04-17 05:15:14.630000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 8.8

KEVの情報

KEV更新日: 2022-10-20

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.491660000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: False

AIを使った解説

解説:

CVE-2021-3493について、以下の観点から解説します。

1. 脆弱性の概要

CVE-2021-3493は、LinuxカーネルのOverlayFS実装におけるローカル権限昇格の脆弱性です。この脆弱性は、ユーザー名前空間に関するファイルケーパビリティの設定が適切に検証されないことに起因します。特に、Ubuntuカーネルが非特権のOverlayFSマウントを許可するパッチを適用していたため、この脆弱性が悪用可能となりました。

1.1 影響

この脆弱性が悪用されると、ローカルの攻撃者は対象システム上でroot権限を含む高い権限を獲得する可能性があります。 これにより、データの機密性、完全性が侵害され、システムの可用性にも影響が及ぶ可能性があります。攻撃者は脆弱なマシン上のすべてのコマンドとファイルにアクセスできるようになります。

1.2 深刻度

  • CVSS v3.1 基本評価値:
    • 8.8 (高) (Rapid7による評価)
    • 7.8 (高) (Ubuntu、NVD、JVN iPediaによる評価)
  • CVSS v3.1 ベクター: AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
  • CISA Known Exploited Vulnerabilities (KEV) Catalog: 記載あり。これは、この脆弱性が実際に悪用されていることが確認されていることを意味します。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

主にCanonical Ubuntu Linuxの以下のバージョンが影響を受けます。 * Ubuntu 20.10 * Ubuntu 20.04 LTS * Ubuntu 18.04 LTS * Ubuntu 16.04 LTS * Ubuntu 14.04 ESM * Red Hat Enterprise Linuxはこの脆弱性の影響を受けません。

2.2 影響を受ける設定

非特権のユーザー名前空間が有効になっているUbuntu Linuxシステムが影響を受けます。この脆弱性は、非特権のユーザー名前空間と、非特権のOverlayFSマウントを許可するUbuntuカーネルのパッチとの組み合わせによって発生します。

3. 影響を受けた時の兆候

この脆弱性が悪用された際の特定のシステム上の兆候(ログのエラー、異常な動作など)についての詳細は、現在の情報では明確に記述されていません。しかし、攻撃が成功すると、一般ユーザーからrootユーザーへの権限昇格が確認されます。 脆弱性を悪用する公開されたエクスプロイトコードは、C言語の実行ファイルを介してroot権限を取得するものです。

4. 推奨対策

4.1 本対策

  • Ubuntuからリリースされている公式のセキュリティアップデートを適用してください。Ubuntuは2021年4月にこの脆弱性に対する修正を含むアップデートをリリースしています。
  • CanonicalはUbuntu Security Notice USN-4917-1を公開しています。
  • Linuxカーネルをバージョン5.11以降にアップグレードすることが推奨されます。

4.2 暫定回避策(緩和策)

公式に推奨される具体的な暫定回避策は、参照したサイトでは明確に提供されていません。脆弱性の性質上、「非特権ユーザー名前空間」の利用を無効にすることが理論的な緩和策となる可能性はありますが、これによりシステム機能に影響が出る可能性があるため、推奨される対応は速やかにパッチを適用することです。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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