CVE-2021-34473 の詳細
CVEの情報
説明:
Microsoft Exchange Server Remote Code Execution Vulnerability
CVE更新日: 2021-07-14 18:15:11.163000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 9.1
KEVの情報
KEV更新日: 2021-11-03
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.999990000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: True
CVE-2021-34473は、Microsoft Exchange Serverに存在する深刻なリモートコード実行(RCE)の脆弱性です。この脆弱性は、「ProxyShell」と呼ばれる攻撃チェーンの一部として特に知られています。
1. 脆弱性の概要
1.1 影響
CVE-2021-34473は、認証されていない攻撃者が影響を受けるMicrosoft Exchange Server上で任意のコードを実行することを可能にするリモートコード実行(RCE)の脆弱性です。この脆弱性は、Exchange Serverの認証前リクエストの処理に不備があるため、認証を迂回して特権的なExchangeの機能にアクセスすることを許します。結果として、システム全体の乗っ取り、情報窃取、Webシェルの展開などにつながる可能性があります。
1.2 深刻度
この脆弱性は「Critical(緊急)」と評価されており、CVSS 3.xの基本スコアはNIST(米国国立標準技術研究所)で9.8、Microsoftで9.1です。これは、システムに対して非常に高いリスクをもたらすことを示しています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
この脆弱性は、以下のMicrosoft Exchange Serverのバージョンに影響を与えます。 * Microsoft Exchange Server 2013 Cumulative Update 23 (バージョン 15.00.1497.015 未満) * Microsoft Exchange Server 2016 Cumulative Update 19 (バージョン 15.01.2176.012 未満) * Microsoft Exchange Server 2016 Cumulative Update 20 (バージョン 15.01.2242.008 未満) * Microsoft Exchange Server 2019 Cumulative Update 8 (バージョン 15.02.0792.013 未満) * Microsoft Exchange Server 2019 Cumulative Update 9 (バージョン 15.02.0858.010 未満)
2.2 影響を受ける設定
この脆弱性は、Microsoft ExchangeのAutodiscoverサービスにおけるURI検証の不備に起因しており、Exchange Serverのクライアントアクセスサービス(CAS)に存在します。CASは通常、IIS(MicrosoftのWebサーバー)上でポート443を介して動作し、モバイルデバイスやWebブラウザからのメールアクセスを可能にするため、一般的にインターネットに公開されています。このインターネットへの露出が、広範な悪用につながっています。
3. 影響を受けた時の兆候
以下のような兆候が見られる場合があります。 * IISログの分析: IISログに、
&Email=autodiscover/autodiscover.jsonを含むリクエストパスが確認される場合、悪用が試みられた、または成功した兆候である可能性があります。 * w3wp.exeプロセスの異常なアクティビティ: 脆弱性が存在するCASはIIS上で動作するため、IISのワーカープロセスであるw3wp.exeからの異常なプロセスアクティビティは、攻撃の兆候となり得ます。 * System32ディレクトリ内の新しい不審なファイル: 攻撃者はWebシェルなどを介してSystem32ディレクトリに悪意のある実行ファイルや不審なファイルを配置することが多いため、このパスに新しく作成された.exeファイルやその他の不審なファイルは調査対象となります。 * Webシェルの存在: 攻撃が成功した場合、攻撃者はリモートからのアクセス維持やコード実行のためにWebシェルをシステム上に展開することが一般的です。 * この脆弱性はCISA(米国サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁)の既知の悪用された脆弱性カタログに掲載されており、実際に活発な悪用が確認されています。4. 推奨対策
4.1 本対策
4.2 暫定回避策(緩和策)
その他に解説すべき観点
参照したサイト: * CVE-2021-34473: Microsoft Exchange Server RCE Vulnerability - SentinelOne * cve-2021-34473 Report - Details, Severity, & Advisories | Twingate * CVE-2021-34473 Impact, Exploitability, and Mitigation Steps | Wiz * ProxyShell vulnerabilities in Microsoft Exchange: What to do | SOPHOS * Microsoft Exchange Server の脆弱性「ProxyShell」とは - SIDfm * NVD-CVE-2021-34473 - NIST * Simulating and Preventing ProxyShell Exchange Exploits - Picus Security * ProxyShell: Attackers Actively Scanning for Vulnerable Microsoft Exchange Servers (CVE-2021-34473) - Blog | Tenable® * ProxyShellとは【用語集詳細】 - SOMPO CYBER SECURITY * ProxyShell利用分析1——CVE-2021-34473 - 百度安全 * 「Exchange」の脆弱性「ProxyShell」に要警戒 - 悪用発生で米政府が注意喚起 - Security NEXT * ProxyShell: Exchangeサーバーを狙う危険な脆弱性 - ネットセキュリティ情報と説明 * ProxyShell: Deep Dive into the Exchange Vulnerabilities | Keysight Blogs * Exchange CVE-2021-34473 RCE复现 - yanq的个人博客 * ProxyShell利用分析1——CVE-2021-34473 * CVE-2021-34473 - CVE Record * (复现)CVE-2021-34473 Microsoft Exchange远程代码执行原创 - CSDN博客 * Microsoft Exchange における ProxyShell の脆弱性と対策 | SOPHOS * ProxyShell利用分析1——CVE-2021-34473_cve-2021-34473 exp-CSDN博客 * セキュリティ管理者も必見 - 脆弱性管理の実際のプロセス - SIDfm * Microsoft Exchange Serverの侵害を抑止するための技術的対策 - Trend Micro * Windowsの脆弱性(2021年10月公開)に関するお知らせ * ProxyShellとProxyLogonを悪用するマルウェア「Squirrelwaffle」 - Trend Micro * ProxyShell の脆弱性:Exchange Server が再び標的に - WatchGuard Technologies * Microsoft Exchangeのゼロデイ脆弱性に関する最新情報 | FortiGuard Labs - Fortinet * ProxyShell: More Widespread Exploitation of Microsoft Exchange Servers | Rapid7 Blog