CVE-2021-3199 の詳細
CVEの情報
説明:
Directory traversal with remote code execution can occur in /upload in ONLYOFFICE Document Server before 5.6.3, when JWT is used, via a /.. sequence in an image upload parameter.
CVE更新日: 2021-01-26 18:16:28.507000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 9.8
KEVの情報
KEV更新日: 2026-10-08
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.193520000
EPSS更新日: 2026-10-15 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: True
CVE-2021-3199は、ONLYOFFICE Document Serverにおけるパス・トラバーサルおよびリモートコード実行(RCE)の脆弱性です。
1. 脆弱性の概要
1.1 影響
本脆弱性が悪用されると、ONLYOFFICE Document Serverの機密性、完全性、可用性が危険にさらされる可能性があります。攻撃者は、コマンド実行、永続性の確立、ドキュメントの改ざん、サーバーのピボットポイントとしての利用、またはサービスの中断を引き起こす可能性があります。また、機密ファイル、統合資格情報、設定、またはプロセスアカウントでアクセス可能なデータが漏洩するおそれがあります。
1.2 深刻度
CVSSv3スコアは9.8(緊急 - Critical)と評価されています。 CISAの既知の悪用済み脆弱性(KEV)カタログに掲載されており、活発な悪用が確認されています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
この脆弱性は、特定のOSバージョンではなく、ONLYOFFICE Document Serverアプリケーションのバージョンに影響を与えます。
2.2 影響を受ける設定
ONLYOFFICE Document Serverバージョン5.6.3より前のバージョンが影響を受けます。 特に、JSON Web Token (JWT) が使用されている場合に、画像アップロードパラメーターに「/..」シーケンスを介して発生する可能性があります。
3. 影響を受けた時の兆候
この脆弱性はリモートコード実行につながるため、影響を受けたシステムの兆候としては、不正なコマンドの実行、ドキュメントの改ざん、サービスの停止、機密データの流出などが挙げられます。ただし、攻撃前の特定の「兆候」が示されているわけではありません。組織は、インターネットに公開されているインスタンスや、重要なドキュメントリポジトリに接続されているインスタンスを特に評価する必要があります。
4. 推奨対策
4.1 本対策
ベンダーの指示に従って、ONLYOFFICE Document Serverをバージョン5.6.3以降にアップデートすることが強く推奨されます。 CISAは、この脆弱性が活発に悪用されているため、米国の連邦政府機関に対し、2026年10月11日までに修正を義務付けています。
4.2 暫定回避策(緩和策)
ベンダーからの修正が適用できない場合、CISAは製品の使用を中止することを推奨しています。 また、JWTの使用状況を確認し、脆弱性のある設定でJWTを使用しない、または
/uploadエンドポイントへのアクセスを制限するなどの対策が考えられますが、これらは公式に提供されている一時的な回避策としては明示されていません。参照したサイト