CVE-2021-31956 の詳細
CVEの情報
説明:
Windows NTFS Elevation of Privilege Vulnerability
CVE更新日: 2021-06-08 23:15:08.847000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 7.8
KEVの情報
KEV更新日: 2021-11-03
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.222730000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2021-31956は、Windows NTFSコンポーネントに存在する特権昇格の脆弱性です。以下に詳細を解説します。
1. 脆弱性の概要
CVE-2021-31956は、Windows NTFSの特権昇格の脆弱性であり、カーネルメモリ破損のバグに起因します。具体的には、NTFSにおける整数アンダーフローまたはカーネルヒープオーバーフローの脆弱性が悪用されます。この脆弱性は、2021年6月の月例パッチで修正プログラムが公開されました。
1.1 影響
この脆弱性が悪用されると、認証されたローカルの攻撃者がSYSTEM権限に昇格することが可能になります。これにより、攻撃者は完全なカーネルモードの侵害とシステムへの永続的なアクセスを獲得できます。結果として、アプリケーションプログラムの異常終了や、攻撃者によるPCの制御など、様々な被害が発生するおそれがあります。
1.2 深刻度
SentinelOneは、この脆弱性を「Critical Impact」と評価しています。また、Microsoftは「悪用の事実を確認済み」と公表しており、今後被害が拡大するおそれがあるため、早急な修正プログラムの適用が推奨されています。CISA(サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁)によっても、この脆弱性が積極的に悪用されていることが確認されています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
CVE-2021-31956は、Windowsオペレーティングシステムに影響を与えます。具体的には以下のバージョンが影響を受ける可能性があります。
2021年6月のMicrosoftセキュリティ更新プログラムに含まれるため、広範囲のWindowsバージョンに影響する可能性があります。
2.2 影響を受ける設定
この脆弱性はNTFSファイルシステムドライバ(
ntfs.sys)に存在するため、NTFSを使用しているWindowsシステム全般が影響を受けます。特段の特定の設定に依存するものではありません。3. 影響を受けた時の兆候
特権昇格の脆弱性であるため、直接的にユーザーが認識できるような特定の兆候は不明確です。攻撃が成功した場合、攻撃者がSYSTEM権限で任意のコードを実行できるようになり、システムが攻撃者によって制御されたり、アプリケーションが異常終了したりする可能性があります。
4. 推奨対策
4.1 本対策
Microsoft社から提供されている修正プログラムを適用することが、最も重要な対策です。この脆弱性に対する修正は、2021年6月のWindowsセキュリティ更新プログラム(月例)に含まれています。Windows Updateを利用して、最新のセキュリティ更新プログラムを早急に適用してください。
4.2 暫定回避策(緩和策)
検索結果からは、この脆弱性に対する特定の暫定回避策や緩和策は明確に示されていません。唯一の推奨される対策は、修正プログラムの適用です。
その他
参照したサイト