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CVE-2021-31955 の詳細

CVEの情報

説明:
Windows Kernel Information Disclosure Vulnerability

CVE更新日: 2021-06-08 23:15:08.817000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 5.5

KEVの情報

KEV更新日: 2021-11-03

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.811070000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: False

AIを使った解説

解説:

CVE-2021-31955は、Windowsカーネルにおける情報漏えいの脆弱性です。以下に詳細を解説します。

1. 脆弱性の概要

1.1 影響

この脆弱性は、Windowsカーネル (ntoskrnl.exe) に存在し、WindowsのSuperFetch機能に関連しています。攻撃者がユーザーモードプロセスからカーネルメモリの内容を読み取ることができる情報漏えいを引き起こします。これにより、システムに対するさらなる攻撃(特権の昇格など)のための機密情報が漏えいし、システムの機密性が侵害される可能性があります。完全性や可用性への直接的な影響は報告されていません。

この脆弱性は、特権昇格の脆弱性と組み合わせて利用されることが多く、例えば、Kaspersky Labの研究者によって、Chromeのリモートコード実行の脆弱性と組み合わせてサンドボックスを回避し、システムの特権を取得するために悪用された事例が報告されています。

1.2 深刻度

  • CVSS v3.1 基本評価基準: 5.5 (Medium)
    • CVSS ベクター: AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:N/A:N
    • ローカルからの攻撃 (AV:L)、攻撃条件の複雑さ: 低 (AC:L)、必要な特権レベル: 低 (PR:L)、ユーザーの関与: 不要 (UI:N)、影響の範囲: 変更なし (S:U)、機密性への影響: 高 (C:H)、完全性への影響: なし (I:N)、可用性への影響: なし (A:N) を示します。
  • CVSS v2 基本評価基準: 2.1
  • EPSS (Exploit Prediction Scoring System): 81.11% (非常に高い) (2026年9月14日時点)
  • CISAのKnown Exploited Vulnerabilitiesカタログに記載: 本脆弱性はCISA (Cybersecurity and Infrastructure Security Agency) の既知の悪用されている脆弱性カタログに掲載されており、実際に悪用が確認されています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

Microsoft Windowsの以下のバージョンが影響を受けます。 * Windows 10 Version 1809 (32-bit Systems, ARM64-based Systems, x64-based Systems) (10.0.17763.1999 より前のバージョン) * Windows 10 Version 1909 (32-bit Systems, ARM64-based Systems, x64-based Systems) (10.0.18363.1621 より前のバージョン) * Windows 10 Version 2004 (32-bit Systems, ARM64-based Systems, x64-based Systems) (10.0.19041.1052 より前のバージョン) * Windows 10 Version 20H2 (32-bit Systems, ARM64-based Systems, x64-based Systems) * Windows 10 Version 21H1 (32-bit Systems, ARM64-based Systems, x64-based Systems) (10.0.19043.1052 より前のバージョン) * Windows Server 2019 (x64-based Systems, Server Core installation) (10.0.17763.1999 より前のバージョン) * Windows Server version 2004 (x64-based Systems, Server Core installation) * Windows Server version 20H2 (x64-based Systems, Server Core Installation)

2.2 影響を受ける設定

この脆弱性はWindowsカーネルのSuperFetch機能に起因しており、影響を受けるOSバージョンでSuperFetch機能が有効な場合に存在します。SuperFetchは通常、Windowsでデフォルトで有効になっている機能であり、特別な設定変更は不要です。特定の「影響を受ける設定」は報告されていません。

3. 影響を受けた時の兆候

CVE-2021-31955は情報漏えいの脆弱性であり、攻撃者がカーネルメモリから情報を読み取ることが可能になります。この脆弱性単独での直接的なシステム上の目に見える兆候は不明です。通常、この種の脆弱性は、他の特権昇格の脆弱性などと組み合わせて攻撃チェーンの一部として悪用されることが多いため、直接的な兆候を特定することは困難です。

4. 推奨対策

4.1 本対策

Microsoftから提供されているセキュリティ更新プログラムを適用することが唯一かつ最も重要な対策です。この脆弱性に対する修正は、2021年6月の月例セキュリティ更新プログラムの一部としてリリースされています。 * Windows Updateの適用: 影響を受けるシステムに対して、速やかにWindows Updateを実行し、最新のセキュリティパッチを適用してください。

4.2 暫定回避策(緩和策)

この脆弱性に対する具体的な暫定回避策(緩和策)は、公式には提供されていません。修正プログラムの適用が最も推奨される対策となります。CISAは、ベンダーの指示に従って更新プログラムを適用することを推奨しています。

参照したサイト

その他の解説すべき観点:

  • 悪用状況: 本脆弱性は、CISAのKnown Exploited Vulnerabilitiesカタログにリストされており、攻撃者はこの脆弱性を悪用してカーネルメモリの情報を読み取り、その情報を特権昇格などのさらなる攻撃に利用していることが確認されています。
  • 発見者: Kaspersky Labの研究者によって発見され、PuzzleMaker Groupによる悪用が確認されています。

NVDサイト

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