CVE-2021-31166 の詳細
CVEの情報
説明:
HTTP Protocol Stack Remote Code Execution Vulnerability
CVE更新日: 2021-05-11 19:15:09.300000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 9.8
KEVの情報
KEV更新日: 2022-04-06
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.998670000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: True
CVE-2021-31166について、以下の観点で解説します。
1. 脆弱性の概要
CVE-2021-31166は、Microsoft WindowsのHTTPプロトコルスタック(HTTP.sys)に存在するリモートコード実行(RCE)の脆弱性です。HTTP.sysは、Windowsシステム上でHTTPリクエストを処理するカーネルモードドライバーです。この脆弱性は、Use-After-Free(解放済みメモリ使用)のメモリ破損の欠陥(CWE-416)に起因します。
1.1 影響
この脆弱性が悪用された場合、認証されていない攻撃者が特別に細工されたHTTPパケットを脆弱なシステムに送信することで、カーネルレベルで任意のコードを実行できる可能性があります。 この脆弱性は「ワーム可能」であり、ユーザーの操作なしにネットワーク全体に自動的に拡散する可能性があります。 また、サービス運用妨害(DoS)攻撃を引き起こし、ブルースクリーン(BSoD)を発生させる可能性もあります。
1.2 深刻度
CVSSv3スコアは9.8(緊急)と評価されています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
この脆弱性の影響を受ける可能性のあるバージョンは以下の通りです。
2.2 影響を受ける設定
HTTP.sysを利用するサービスを実行しているシステムが影響を受けます。これには以下のサービスが含まれます。
3. 影響を受けた時の兆候
この脆弱性が悪用された場合、特にサービス運用妨害(DoS)攻撃の場合には、システムのブルースクリーン(BSoD)が発生することが兆候として考えられます。 リモートコード実行の場合、予期せぬシステム再起動、異常なネットワークトラフィックパターン、または不正なコード実行など、一般的なシステム侵害の兆候が見られる可能性があります。HTTP.sysを標的とした特別に細工されたHTTPリクエストに対するネットワークトラフィックの監視も、兆候を捉えるための proactive な対策となります。
4. 推奨対策
4.1 本対策
2021年5月のPatch TuesdayでMicrosoftからリリースされたセキュリティアップデートを適用してください。 脆弱なWindowsバージョンに対応する適切なアップデートを直ちに適用することが推奨されます。
4.2 暫定回避策(緩和策)
参照したサイト