CVE-2021-30858 の詳細
CVEの情報
説明:
A use after free issue was addressed with improved memory management. This issue is fixed in iOS 14.8 and iPadOS 14.8, macOS Big Sur 11.6. Processing maliciously crafted web content may lead to arbitrary code execution. Apple is aware of a report that this issue may have been actively exploited.
CVE更新日: 2021-08-24 19:15:14.253000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 8.8
KEVの情報
KEV更新日: 2021-11-03
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.133790000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2021-30858について、以下の観点で解説します。
1. 脆弱性の概要
CVE-2021-30858は、Apple WebKitにおける解放済みメモリ使用(Use-After-Free)の脆弱性です。この脆弱性は、メモリ管理の改善によって対処されました。
1.1 影響 悪意を持って作成されたWebコンテンツを処理することで、任意のコード実行につながる可能性があります。 攻撃者は、悪意のあるWebページを作成し、脆弱なデバイスがそのページにアクセスした際にコマンドを実行できます。 この脆弱性は、既に実環境で積極的に悪用されていることが報告されています。
1.2 深刻度 CVSS v3の基本スコアは8.8で、深刻度は「High(高)」と評価されています。 Red Hatは、Webブラウザが関与する場合に任意のコード実行が限定されるため、「Moderate(中)」のインパクトと評価しています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン この脆弱性はApple WebKitに存在し、WebKitを使用するHTMLパーサー(Apple SafariやWebKitに依存する非Apple製品を含む)に影響を与える可能性があります。 具体的には以下のバージョンが影響を受けます。
2.2 影響を受ける設定 不明。ただし、悪意を持って作成されたWebコンテンツを処理することで脆弱性が発動するため、Webブラウザの使用状況に関連します。
3. 影響を受けた時の兆候
具体的なシステム上の兆候は明記されていません。しかし、この脆弱性は任意コード実行を可能にするため、攻撃が成功した場合、通常はユーザーに気づかれないように悪用が進められると考えられます。検出のアイデアとしては、ガベージコレクションをトリガーする関数を持つスクリプトや、IndexedDBオブジェクトにカスタムイベントをディスパッチするスクリプトを探すことが挙げられています。
4. 推奨対策
4.1 本対策 ベンダーが提供するセキュリティパッチを適用することが最も重要です。
webkitgtk4に対するELSA-2022-0059およびwebkit2gtk3に対するELSA-2021-4097の更新が提供されています。4.2 暫定回避策(緩和策) Red Hatは、信頼できない入力をWebKitに与えないようにすることを推奨しています。 悪意のあるWebコンテンツを閲覧しないことや、JavaScriptを無効にすることも、攻撃対象領域を減らす一般的な対策として考えられます。メモリタギング技術は、この種の解放済みメモリ使用の脆弱性を防ぐ可能性があります。
他に解説すべき観点
参照したサイト