CVE-2021-30807 の詳細
CVEの情報
説明:
A memory corruption issue was addressed with improved memory handling. This issue is fixed in macOS Big Sur 11.5.1, iOS 14.7.1 and iPadOS 14.7.1, watchOS 7.6.1. An application may be able to execute arbitrary code with kernel privileges. Apple is aware of a report that this issue may have been actively exploited.
CVE更新日: 2021-10-19 14:15:08.313000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 7.8
KEVの情報
KEV更新日: 2021-11-03
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.288390000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2021-30807は、Apple製品に影響を与えるメモリ破損の脆弱性です。この脆弱性は、悪意のあるアプリケーションがカーネル権限で任意のコードを実行することを可能にする可能性があります。Appleは、この問題が積極的に悪用された可能性があることを認識しています。
1. 脆弱性の概要
CVE-2021-30807は、IOMobileFramebufferカーネル拡張におけるメモリ破損の問題です。この脆弱性は、メモリ処理の改善によって対処されました。
1.1 影響 悪意のあるアプリケーションがカーネル権限で任意のコードを実行できる可能性があります。これにより、攻撃者は影響を受けるシステムを完全に制御できる可能性があります。
1.2 深刻度 * CVSSv3.1 Base Score: 7.8 (High) * CVSSv2 Base Score: 9.3 (High) NVDでは「High」の深刻度と評価されており、Tenableも「High」と評価しています。 また、この脆弱性はゼロデイとして、Appleがパッチを公開する前に積極的に悪用されていたことが確認されています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン 以下のバージョンより前のOSが影響を受けます。 * macOS Big Sur 11.5.1より前のバージョン * iOS 14.7.1より前のバージョン (iPhone 6s以降、iPad Pro全モデル、iPad Air 2以降、iPad 第5世代以降、iPad mini 4以降、iPod touch (第7世代) が対象デバイスとして挙げられています。) * iPadOS 14.7.1より前のバージョン * watchOS 7.6.1より前のバージョン
2.2 影響を受ける設定 本脆弱性はIOMobileFramebufferカーネル拡張内のメモリ破損に関するものであり、特定の「設定」によって脆弱性が軽減または誘発されるという情報は見当たりません。
3. 影響を受けた時の兆候
この脆弱性に関する具体的な侵入の兆候(Indicators of Compromise)は公開されていません。一般的にカーネル権限の悪用では、システムの予期せぬ挙動、クラッシュ、パフォーマンスの低下などが考えられますが、CVE-2021-30807に特化した兆候は不明です。
4. 推奨対策
4.1 本対策 Appleが提供するセキュリティアップデートを適用することが恒久的な対策です。 * macOS Big Surを11.5.1以降にアップデートする。 * iOSを14.7.1以降にアップデートする。 * iPadOSを14.7.1以降にアップデートする。 * watchOSを7.6.1以降にアップデートする。
4.2 暫定回避策(緩和策) この脆弱性に対する具体的な暫定回避策や緩和策は提供されていません。 速やかに上記のアップデートを適用することが推奨されます。
その他解説すべき観点
参照したサイト