CVE-2021-30713 の詳細
CVEの情報
説明:
A permissions issue was addressed with improved validation. This issue is fixed in macOS Big Sur 11.4. A malicious application may be able to bypass Privacy preferences. Apple is aware of a report that this issue may have been actively exploited..
CVE更新日: 2021-09-08 15:15:15.893000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 7.8
KEVの情報
KEV更新日: 2021-11-03
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.070380000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2021-30713に関する脆弱性調査結果を以下に解説します。
1. 脆弱性の概要
1.1 影響 macOSのTransparency, Consent, and Control (TCC) フレームワークにおける権限の問題であり、悪意のあるアプリケーションがプライバシー設定を回避できる可能性があります。これにより、ユーザーの明示的な同意なしに、フルディスクアクセス、画面録画、またはその他の権限を取得される可能性があります。XCSSETマルウェアは、この脆弱性を悪用して、ユーザーのデスクトップのスクリーンショットを撮影していました。
1.2 深刻度 CVSSスコアは7.8 (High) です。この脆弱性は、CISAの「既知の悪用されている脆弱性 (Known Exploited Vulnerabilities, KEV)」カタログに登録されており、活発に悪用されていることが示されています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン macOS Big Sur 11.4より前のバージョンが影響を受けます。macOSの古いバージョンも攻撃に対して脆弱であるとされています。
2.2 影響を受ける設定 macOSのTransparency, Consent, and Control (TCC) フレームワークの権限に関する問題です。
3. 影響を受けた時の兆候
この脆弱性を悪用するXCSSETマルウェアは、ユーザーの追加の許可を必要とせずにデスクトップのスクリーンショットを撮るために使用されました。悪意のあるアプリケーションが、ユーザーの同意なしに、フルディスクアクセスや画面録画などのプライバシーに関連する権限を取得している場合、侵害の兆候である可能性があります。
4. 推奨対策
4.1 本対策 macOS Big Sur 11.4以降のバージョンにアップデートしてください。ベンダーの指示に従ってアップデートを適用することが推奨されます。
4.2 暫定回避策(緩和策) 明確な暫定回避策は、公開された情報からは見つかりませんでした。しかし、XCSSETマルウェアはGitHubでホストされている悪意のあるXcodeプロジェクト内に隠されて配布されていたため、信頼できないソースからのアプリケーションやXcodeプロジェクトをインストールしないことが、間接的な緩和策として考えられます。
他に解説すべき観点
参照したサイト