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CVE-2021-30554 の詳細

CVEの情報

説明:
Use after free in WebGL in Google Chrome prior to 91.0.4472.114 allowed a remote attacker to potentially exploit heap corruption via a crafted HTML page.

CVE更新日: 2021-07-02 19:15:07.893000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 8.8

KEVの情報

KEV更新日: 2021-11-03

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.073670000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: False

AIを使った解説

解説:

CVE-2021-30554について、以下の観点で解説します。

1. 脆弱性の概要

CVE-2021-30554は、Google ChromeのWebGLコンポーネントに存在する高深刻度のUse-After-Free(解放済みメモリ使用)の脆弱性です。攻撃者は、巧妙に細工されたHTMLページを介してヒープ破損を悪用する可能性があります。

1.1 影響

この脆弱性が悪用された場合、攻撃者は以下の影響を引き起こす可能性があります。 * リモートでのコード実行 (RCE) * メモリ破損 * サービス拒否 (DoS) * 機密性、完全性、可用性に対する重大な影響 * セキュリティ制限の回避

1.2 深刻度

  • CVSS基本スコア: 8.8 (High)
  • CVSS v3.1 ベクター: AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H
  • EPSS確率: 3.92%から7.4%の範囲で報告されています。Rapid7では94%パーセンタイルと報告されています。
  • 悪用状況: 本脆弱性はCISAの既知の悪用された脆弱性カタログ(Known Exploited Vulnerabilities Catalog)に含まれており、実際に悪用されていることが確認されています。CISAは2021年11月17日を是正措置の期限としていました。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

主に以下のウェブブラウザおよびその基盤となるコンポーネントが影響を受けます。 * Google Chrome バージョン 91.0.4472.114 より前のバージョン * Microsoft Edge バージョン 91.0.864.54 より前のバージョン * Chromiumベースのブラウザ全般 * openSUSE Leap 15.3 の chromedriver および chromium パッケージバージョン 91.0.4472.114-bp153.2.13.1 より前のバージョン

2.2 影響を受ける設定

ユーザーが細工されたHTMLページとやり取りすることが必要とされます。特に、ブラウザのWebGLコンポーネントが関与しています。

3. 影響を受けた時の兆候

この脆弱性が悪用された際の具体的なユーザーが認識できる兆候は、直接的には明示されていません。しかし、脆弱性の性質と影響から、以下のような兆候が現れる可能性があります。 * ブラウザのクラッシュ (サービス拒否) * システムの異常な動作 * 意図しないプログラムの実行や、データの改ざん、窃取など

攻撃は、ユーザーが悪意のあるコンテンツにアクセスし、特定の操作を行うことで発生するため、ソーシャルエンジニアリングの手法が用いられる可能性が高いとされています。

4. 推奨対策

4.1 本対策

  • Google Chromeをバージョン 91.0.4472.114 以降に更新する。
  • Microsoft Edgeをバージョン 91.0.864.54 以降に更新する。
  • その他のChromiumベースのブラウザや、Linuxディストリビューションで提供されるChromium関連パッケージについても、ベンダーの指示に従って速やかに更新を適用する。

4.2 暫定回避策(緩和策)

この脆弱性に対する特定の暫定回避策は、パッチの適用以外に明確には示されていません。しかし、ユーザーとのインタラクションが必要であることから、以下の対策が考えられます。 * 不審なウェブサイトへのアクセスを避ける。 * 信頼できないソースからのリンクやファイルを安易にクリックしたり開いたりしない。 * Webコンテンツとの不要なやり取りを避ける。

他に解説すべき観点

  • CISA KEVへの登録: 本脆弱性は、米国サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁(CISA)の「既知の悪用された脆弱性カタログ(Known Exploited Vulnerabilities Catalog)」に登録されており、連邦政府機関に対して2021年11月17日までに修正プログラムを適用するよう義務付けられていました。これは、本脆弱性が実際に攻撃で利用されていることを意味し、速やかな対策の必要性を示しています。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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