CVE-2021-30551 の詳細
CVEの情報
説明:
Type confusion in V8 in Google Chrome prior to 91.0.4472.101 allowed a remote attacker to potentially exploit heap corruption via a crafted HTML page.
CVE更新日: 2021-06-15 22:15:09.067000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 8.8
KEVの情報
KEV更新日: 2021-11-03
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.647010000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2021-30551について、以下の観点で解説します。
1. 脆弱性の概要
CVE-2021-30551は、Google Chromeが使用するV8 JavaScriptエンジンのタイプ混同の脆弱性です。この脆弱性は、Chromeのバージョン91.0.4472.101より前のバージョンに存在し、細工されたHTMLページを介してリモートの攻撃者がヒープ破損を悪用する可能性があります。 この脆弱性は、HTMLEmbedElementのプロパティインターセプターメカニズムに起因し、タイプ混同と結果として任意コード実行を引き起こす可能性があります。 プログラムがリソースをある型で割り当てまたは初期化するものの、後で互換性のない型でそのリソースにアクセスする際にタイプ混同が発生し、メモリ破損につながる可能性があります。
Googleは、この脆弱性が「ゼロデイ」として実際に悪用されていることを認識していました。
1.1 影響 この脆弱性は、ヒープ破損を介したリモートコード実行 (RCE) を可能にします。 攻撃者は、悪意のあるウェブページをユーザーが訪問した際に、ブラウザのサンドボックス内で任意のコードを実行したり、サンドボックスを完全に回避したりする可能性があります。 成功した場合、任意の読み書きプリミティブにつながる可能性があります。
1.2 深刻度 深刻度は「高 (High)」と評価されています。 また、リモートコード実行と実稼働での悪用が確認されていることから「深刻な影響 (Critical Impact)」とされています。 ある情報源では、CVSSスコアは8.8(HIGH)と記載されています。
2. 対象となる環境
Google ChromeおよびV8エンジンを使用する他のブラウザが影響を受けます。
2.1 影響を受けるOSバージョン Google Chromeを実行しているWindows、Mac、またはLinuxのコンピューターが影響を受けます。 また、バンドルされたChromiumを介してFedora 33およびFedora 34も影響を受けます。
2.2 影響を受ける設定 Google Chromeのバージョン91.0.4472.101より前のバージョンが影響を受けます。
3. 影響を受けた時の兆候
この脆弱性の悪用による具体的なシステム上の兆候は、検索結果には明示されていません。一般的に、ゼロデイのRCE脆弱性はステルス性が高いため、ユーザーが明確な兆候を認識することは困難です。 不明
4. 推奨対策
4.1 本対策 * Google Chromeを直ちにバージョン91.0.4472.101以降にアップデートしてください。 * タイムリーなセキュリティパッチの展開を確実にするため、Chromeの自動更新を有効にしてください。
4.2 暫定回避策(緩和策) * 既知の悪意のあるドメインへのアクセスをブロックするために、Webフィルタリングを実装してください。 * 直ちにパッチを適用できない場合は、一時的なネットワークレベルの制限を検討してください。
参照したサイト