CVE-2021-29256 の詳細
CVEの情報
説明:
. The Arm Mali GPU kernel driver allows an unprivileged user to achieve access to freed memory, leading to information disclosure or root privilege escalation. This affects Bifrost r16p0 through r29p0 before r30p0, Valhall r19p0 through r29p0 before r30p0, and Midgard r28p0 through r30p0.
CVE更新日: 2021-05-24 18:15:08.033000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 8.8
KEVの情報
KEV更新日: 2023-07-07
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.029880000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2021-29256に関する脆弱性の調査結果は以下の通りです。
1. 脆弱性の概要
CVE-2021-29256は、Arm Mali GPUカーネルドライバーに存在する脆弱性です。この脆弱性を悪用されると、非特権ユーザーが解放済みメモリにアクセスできるようになり、情報漏えいまたはroot権限昇格につながる可能性があります。
1.1 影響
情報漏えいまたはroot権限昇格の可能性があります。
1.2 深刻度
この脆弱性は「高 (High)」と評価されています。 ただし、現在のレコードではCVSSスコアは報告されていません。 既知の悪用が確認されているため、対応が緊急であるとされています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受ける製品およびバージョン
Arm Mali GPUカーネルドライバーが影響を受けます。具体的には以下の製品バージョンが対象です。
2.2 影響を受けるOSバージョン
この脆弱性はArm Mali GPUカーネルドライバーに存在するため、上記のGPUドライバーを使用しているシステムが影響を受けます。特定のOSバージョンに関する直接的な情報は見当たりませんでした。
2.3 影響を受ける設定
特定の「影響を受ける設定」に関する情報は見当たりませんでした。
3. 影響を受けた時の兆候
この脆弱性の悪用による直接的で明確な「兆候」については、情報漏えいやroot権限昇格という結果が示されているのみで、具体的なシステムの異常やログの変化などの兆候に関する詳細な情報は見当たりませんでした。
4. 推奨対策
4.1 本対策
影響を受けるバージョンのArm Mali GPUカーネルドライバーを使用している場合は、修正済みのバージョンへ更新することが推奨されます。 具体的には、BifrostおよびValhall GPUについてはr30p0以降のバージョンに、Midgard GPUについてはr30p0より後の修正バージョンにアップデートする必要があります。
ベンダーからのアドバイザリを監視し、利用可能な修正プログラムを確認し、影響を受けるパッケージのインストールをレビューすることが推奨されます。
4.2 暫定回避策(緩和策)
この脆弱性に対する具体的な暫定回避策に関する情報は見当たりませんでした。
他に解説すべき観点
既知の悪用状況
この脆弱性は「既知の悪用 (Known exploited)」として分類されています。 また、CISAのKnown Exploited Vulnerabilities (KEV) Catalogに2023年7月6日に追加されています。 このことから、本脆弱性は実際に攻撃に利用されている可能性が高く、迅速な対応が求められます。
参照したサイト