CVE-2021-27878 の詳細
CVEの情報
説明:
An issue was discovered in Veritas Backup Exec before 21.2. The communication between a client and an Agent requires successful authentication, which is typically completed over a secure TLS communication. However, due to a vulnerability in the SHA Authentication scheme, an attacker is able to gain unauthorized access and complete the authentication process. Subsequently, the client can execute data management protocol commands on the authenticated connection. The attacker could use one of these commands to execute an arbitrary command on the system using system privileges.
CVE更新日: 2021-03-01 22:15:14.537000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 8.8
KEVの情報
KEV更新日: 2023-04-07
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.239520000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
Veritas Backup Exec の CVE-2021-27878 について、以下の観点で解説します。
1. 脆弱性の概要
Veritas Backup Exec 21.2 より前のバージョンに存在する脆弱性です。クライアントとAgent間の通信は通常TLS通信を介した認証を必要としますが、SHA認証スキームの脆弱性により、攻撃者は不正なアクセスを確立し、認証プロセスを完了できてしまいます。その後、認証された接続に対してデータ管理プロトコルコマンドを実行可能になり、これらのコマンドの1つを利用することで、システム特権を使用して任意のコマンドをシステム上で実行する可能性があります。
1.1 影響 攻撃者は、Veritas Backup Exec Agentに対し、システム特権で任意のコマンドを実行することができます。 この脆弱性は、ランサムウェア攻撃の一部として悪用されたことが確認されています。
1.2 深刻度 - CVSS v3.1スコア: 8.8 (高) - CVSS v2スコア: 9.0 (緊急) - CISA KEV (Known Exploited Vulnerabilities) カタログに登録されており、悪用が確認されています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン Veritas Backup Exec Agentが稼働するすべてのプラットフォーム上のエージェントが影響を受けます。 Veritas Backup Exec バージョン 16.x、20.x、21.1 が影響を受けます。
2.2 影響を受ける設定 不明。SHA認証スキームが脆弱性の原因とされていますが、これはVeritas Backup Execの古いバージョンでは使用されなくなった認証スキームですが、無効化されていませんでした。
3. 影響を受けた時の兆候
この脆弱性は、攻撃者がシステム特権で任意のコマンドを実行することを可能にするため、以下のような兆候が考えられますが、直接的な具体的な兆候については明確に記載がありません。 * 不正なプロセスやサービスの実行 * システムのパフォーマンス低下 * 予期せぬシステム設定の変更 * ネットワークトラフィックの異常 * ランサムウェアによるファイル暗号化や身代金要求
4. 推奨対策
4.1 本対策 Veritas Backup Exec をバージョン 21.2 以降にアップデートしてください。 バージョン 21.2 には、この問題に対する修正が含まれています。
4.2 暫定回避策(緩和策) Veritas Backup Exec AgentのSHA認証スキームは、現在のバージョンでは使用されていませんが、無効化されていませんでした。 以下のレジストリキーを確認し、存在する場合はDBAIDの値をゼロ以外のランダムな値に設定することで緩和できます。
Software\Veritas\Backup Exec For Windows\Backup Exec\Engine\Agents\XBSA\Machine\DBAIDこのレジストリキーが存在しない場合は、種類が文字列 (REG_SZ) のレジストリキーを作成し、DBAIDの値をランダムな値に設定します。参照したサイト