CVE-2021-25372 の詳細
CVEの情報
説明:
An improper boundary check in DSP driver prior to SMR Mar-2021 Release 1 allows out of bounds memory access.
CVE更新日: 2021-03-26 19:15:12.303000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 6.1
KEVの情報
KEV更新日: 2023-06-29
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.008040000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2021-25372について、以下の観点で解説します。
1. 脆弱性の概要
CVE-2021-25372は、Samsung製Androidモバイルデバイスのデジタルシグナルプロセッサ(DSP)ドライバーにおける不適切な境界チェック(Improper Boundary Check)の脆弱性です。この脆弱性により、ドライバーが保持すべき範囲外のメモリにアクセスする「out-of-bounds memory access」が発生する可能性があります。
1.1 影響
この脆弱性が悪用されると、メモリの範囲外へのアクセスが発生し、デバイスの安定性の低下や、場合によっては機密情報への不正アクセス、あるいは任意のコード実行につながる可能性があります。CISAのKnown Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログにも記載されており、実際に悪用が確認されています。
1.2 深刻度
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
Samsung製AndroidモバイルデバイスのSMR (Samsung Mobile Release) March 2021 Release 1より前のDSPドライバーに影響があります。
2.2 影響を受ける設定
攻撃には、デバイス上でプロセッサドライバーに到達可能なコードが実行されている必要があります。
3. 影響を受けた時の兆候
具体的な兆候については、詳細な情報は見つかりませんでした。一般的に、メモリ破損の脆弱性が悪用された場合、アプリケーションのクラッシュ、予期しないデバイスの再起動、パフォーマンスの低下、または不審なネットワーク活動などが考えられますが、CVE-2021-25372に特化した兆候は不明です。
4. 推奨対策
4.1 本対策
Samsungは、2021年3月のSMR (Samsung Mobile Release) でこの脆弱性に対処しました。 影響を受けるデバイスのユーザーは、ベンダーのセキュリティアドバイザリを確認し、利用可能な最新のセキュリティアップデートを適用することが強く推奨されます。 CISAは2023年7月20日を修正期限としています。
4.2 暫定回避策(緩和策)
具体的な暫定回避策については、情報は見つかりませんでした。一般的に、このような脆弱性に対しては、不審なアプリケーションのインストールを避ける、OSやアプリケーションを常に最新の状態に保つ、信頼できないソースからのファイルを開かないといった基本的なセキュリティ対策が重要です。
参照したサイト