CVE-2021-25371 の詳細
CVEの情報
説明:
A vulnerability in DSP driver prior to SMR Mar-2021 Release 1 allows attackers load arbitrary ELF libraries inside DSP.
CVE更新日: 2021-03-26 19:15:12.227000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 6.1
KEVの情報
KEV更新日: 2023-06-29
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.008020000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2021-25371に関する調査結果を以下の観点で解説します。
1. 脆弱性の概要
CVE-2021-25371は、Samsungデバイスの信号プロセッサードライバー(DSP)における脆弱性です。この脆弱性により、攻撃者は信号プロセッサー内部に任意のライブラリをロードできる可能性があります。
1.1 影響
攻撃者は、この脆弱性を悪用して、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)内に任意のELF(Executable and Linkable Format)ライブラリをロードすることが可能です。 これは、デバイス上で未検証のコードが実行されるリスクを伴います。本脆弱性はCISAの既知の悪用されている脆弱性(KEV)カタログに登録されており、実環境で悪用が確認されています。
1.2 深刻度
CVSSv3スコアはNVDで6.7と評価されています。 また、別の情報源ではCVSS 6.1(MEDIUM)と評価されています。 CISA KEVカタログに登録されており、実際の攻撃での悪用が確認されているため、優先度の高い対策が推奨されます。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
SamsungデバイスのSMR Mar-2021 Release 1より前のDSPドライバーに脆弱性が存在します。
2.2 影響を受ける設定
不明。この脆弱性はDSPドライバーの欠陥に関連しており、特定の「設定」によって脆弱性が引き起こされるというよりは、ソフトウェアのバージョンに依存します。
3. 影響を受けた時の兆候
この脆弱性は、攻撃者がデバイスの信号プロセッサーに任意のコードをロードすることを可能にするため、直接的なユーザーが認知できる「兆候」は特定されていません。悪用された場合、デバイスの予期せぬ動作、パフォーマンス低下、または他の悪意のある活動の発生に繋がる可能性がありますが、これらは脆弱性の直接的な兆候として特定することは困難です。
4. 推奨対策
4.1 本対策
2021年3月のSamsungセキュリティアップデート以降のバージョンをインストールすることが推奨されます。 アップデートを受け取っていないハンドセットは、検証されていないコードを受け入れるローダーを保持し続けることになります。
4.2 暫定回避策(緩和策)
具体的な暫定回避策については情報が見つかりませんでした。根本的な解決策として、対象となるセキュリティアップデートの適用が最も重要です。
5. 他に解説すべき観点
本脆弱性は、米国サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁(CISA)のKnown Exploited Vulnerabilities(KEV)カタログに掲載されています。 これは、この脆弱性が実際に攻撃で悪用されていることを意味し、対象となるシステムに対する早急なパッチ適用が求められます。CISAは、2023年7月20日までに本脆弱性の修正または緩和を義務付けていました。
参照したサイト