CVE-2021-20035 の詳細
CVEの情報
説明:
Improper neutralization of special elements in the SMA100 management interface allows a remote authenticated attacker to inject arbitrary commands as a 'nobody' user which potentially leads to DoS.
CVE更新日: 2021-09-27 18:15:08.383000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 6.5
KEVの情報
KEV更新日: 2025-04-16
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.041810000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2021-20035について、以下の観点から解説します。
1. 脆弱性の概要
SonicWall SMA100シリーズの管理インターフェースに、特殊要素の不適切な無害化に起因するOSコマンドインジェクションの脆弱性が存在します。この脆弱性により、リモートの認証された攻撃者が「nobody」ユーザーとして任意のコマンドを注入できる可能性があります。
1.1 影響 リモートの認証された攻撃者は、「nobody」ユーザーとして任意のコマンドを注入し、システム上で実行できる可能性があります。これにより、サービス拒否(DoS)状態を引き起こす可能性があり、さらに深刻な場合にはリモートでのコード実行(RCE)につながる可能性があります。攻撃者はVPN認証情報を窃取し、ネットワークへのさらなるアクセスを試みる可能性があります。これにより、影響を受けるシステムの機密性、完全性、可用性が損なわれる可能性があります。
1.2 深刻度 CVSS v3.1の基本スコアは6.5(中)と評価されています。しかし、SonicWallはCVSSスコアを7.2(高)に改訂し、影響範囲にコード実行を含めるように更新しています。 この脆弱性は、CISAの「既知の悪用された脆弱性カタログ(Known Exploited Vulnerabilities Catalog)」に追加されており、実際に悪用が確認されていることを意味します。これは、CVSSスコア単独よりも強い警告とみなされます。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン 以下のSonicWall Secure Mobile Access (SMA) 100シリーズのアプライアンスが影響を受けます。 * SMA 200 * SMA 210 * SMA 400 * SMA 410 * SMA 500v (ESX, KVM, AWS, Azure向け)
影響を受けるファームウェアバージョンは以下の通りです。 * 10.2.1.0-17sv およびそれ以前 * 10.2.0.7-34sv およびそれ以前 * 9.0.0.10-28sv およびそれ以前
古いファームウェアを実行しているSMA100デバイスが特に影響を受けます。
2.2 影響を受ける設定 この脆弱性は、SonicWall SMA100アプライアンスの管理インターフェースに存在します。脆弱性の悪用には、リモートからの認証が必要です。
3. 影響を受けた時の兆候
4. 推奨対策
4.1 本対策 SonicWallから提供されているセキュリティアップデート(ファームウェアパッチ)を適用してください。
修正済みバージョンは以下の通りです。 * 10.2.1.1-19sv 以降 * 10.2.0.8-37sv 以降 * 9.0.0.11-31sv 以降
CISAの「既知の悪用された脆弱性カタログ」への追加により、米国の連邦政府機関は2025年5月7日までにパッチを適用することが義務付けられました。
4.2 暫定回避策(緩和策) * 不審なネットワークアクティビティや不正アクセス試行など、脆弱性悪用の兆候がないか継続的に監視してください。 * もし対策が利用できない場合は、製品の使用を中止することもCISAのガイダンス(BOD 22-01)で推奨されています。 * セキュリティの基本対策、パッチの適用、ファームウェアの適時更新が防御の鍵となります。
他に解説すべき観点
参照したサイト