CVE-2021-20021 の詳細
CVEの情報
説明:
A vulnerability in the SonicWall Email Security version 10.0.9.x allows an attacker to create an administrative account by sending a crafted HTTP request to the remote host.
CVE更新日: 2021-04-09 18:15:13.380000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 9.8
KEVの情報
KEV更新日: 2021-11-03
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.887800000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: True
CVE-2021-20021に関する脆弱性の調査結果を以下に解説します。
1. 脆弱性の概要
SonicWall Email Security製品における不適切な権限管理の脆弱性です。攻撃者は細工されたHTTPリクエストをリモートホストに送信することで、管理者アカウントを作成することが可能になります。
1.1 影響
この脆弱性を悪用されると、攻撃者は管理者アカウントを作成できます。これは、CVE-2021-20022(危険な種類のファイルの無制限アップロード)およびCVE-2021-20023(パストラバーサル)といった他の脆弱性と組み合わせて、特権昇格、機密ファイルへのアクセス、およびリモートからの任意のコード実行につながる可能性があります。 企業ネットワーク全体が侵害される可能性もあります。
1.2 深刻度
CVSS v3.1ベーススコアは9.8で、「緊急(CRITICAL)」と評価されています。 影響の内訳は以下の通りです。 * 機密性への影響 (Confidentiality Impact): 高 (HIGH) * 完全性への影響 (Integrity Impact): 高 (HIGH) * 可用性への影響 (Availability Impact): 高 (HIGH) 共通脆弱性タイプ識別子(CWE)はCWE-269 (不適切な権限管理) です。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
この脆弱性は、SonicWall Email Securityアプリケーション自体に存在します。影響を受ける主な製品バージョンは以下の通りです。 * SonicWall Email Security バージョン 10.0.9.6103 未満 (Windows版、Hosted Email Security版) * SonicWall Email Security Appliance ファームウェア バージョン 10.0.9.6105 未満 * SonicWall Email Security Virtual Appliance バージョン 10.0.9.6105 未満
2.2 影響を受ける設定
SonicWall Email Securityアプリケーションの、管理者アカウント追加機能における認証検証の不備に起因します。アプリケーション管理者による追加の管理者アカウントの認可機能において、リクエストが以前の認証を必要としない形で処理されるため、認証なしで管理者アカウントが作成され得ます。
3. 影響を受けた時の兆候
4. 推奨対策
4.1 本対策
ベンダーの指示に従って、速やかに修正プログラムを適用してください。 具体的には、SonicWall Email Securityを以下のバージョンにアップグレードすることを推奨します。 * Windows版: バージョン 10.0.9.6173 * ハードウェアおよびESXi仮想アプライアンス版: バージョン 10.0.9.6177
なお、SonicWall Hosted Email Security (HES) 製品を利用している顧客は自動的にアップデートが適用されるため、特別な対応は不要です。
4.2 暫定回避策(緩和策)
検索結果からは、この脆弱性に対する具体的な暫定回避策は明示されていません。CISA (米国サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁) も「ベンダーの指示に従ってアップデートを適用する」としています。 一般的なセキュリティ対策として、ネットワークセグメンテーションやアクセス制御の強化を実施することで、潜在的なリスクを制限できる可能性があります。
その他に解説すべき観点
参照サイト