CVE-2021-1782 の詳細
CVEの情報
説明:
A race condition was addressed with improved locking. This issue is fixed in macOS Big Sur 11.2, Security Update 2021-001 Catalina, Security Update 2021-001 Mojave, watchOS 7.3, tvOS 14.4, iOS 14.4 and iPadOS 14.4. A malicious application may be able to elevate privileges. Apple is aware of a report that this issue may have been actively exploited..
CVE更新日: 2021-04-02 18:15:21.373000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 7.0
KEVの情報
KEV更新日: 2021-11-03
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.022220000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2021-1782について、以下の観点で解説します。
1. 脆弱性の概要
CVE-2021-1782は、Apple製品のカーネルにおける競合状態の脆弱性です。この脆弱性は、カーネル内の不適切なロックメカニズムによって引き起こされ、悪意のあるアプリケーションが影響を受けるデバイス上で権限を昇格させる可能性があるものです。 Appleは、この脆弱性がパッチ公開前にすでに悪用されていた可能性があることを認識していると報告しています。
1.1 影響
悪意のあるアプリケーションが、カーネルの競合状態を悪用して、影響を受けるデバイス上で特権を昇格させる可能性があります。
1.2 深刻度
この脆弱性は「高」の深刻度に分類されています。 CVSSスコアは7.0と評価されており、また、CISAの既知の悪用されている脆弱性カタログ(Known Exploited Vulnerabilities Catalog)にも掲載されています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
以下のバージョンより前のAppleのOSが影響を受けます。
2.2 影響を受ける設定
この脆弱性はカーネル内部、特にVoucher実装の
user_data_get_value()関数における不適切なロックメカニズムに起因するものであり、特定の「設定」に依存して影響を受けるものではありません。上記に挙げられた影響を受けるOSバージョンを実行している標準的な環境が対象となります。3. 影響を受けた時の兆候
この脆弱性は、悪意のあるアプリケーションによる特権昇格を可能にするカーネルの欠陥であるため、直接的にユーザーや管理者が認識できる明確な「兆候」は、検索結果には明示されていません。特権が昇格された場合、悪意のあるアプリケーションが通常以上の権限で動作するという形で影響が現れます。
4. 推奨対策
4.1 本対策
以下のバージョンへアップデートを適用することで、この脆弱性は修正されます。
4.2 暫定回避策(緩和策)
この脆弱性はカーネルレベルの競合状態に起因するため、パッチを適用することなく根本的に回避するような暫定的な緩和策は、現在の情報では提供されていません。
その他
参照したサイト