CVE-2020-9818 の詳細
CVEの情報
説明:
An out-of-bounds write issue was addressed with improved bounds checking. This issue is fixed in iOS 13.5 and iPadOS 13.5, iOS 12.4.7, watchOS 6.2.5. Processing a maliciously crafted mail message may lead to unexpected memory modification or application termination.
CVE更新日: 2020-06-09 17:15:13.317000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 8.8
KEVの情報
KEV更新日: 2021-11-03
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.022860000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2020-9818について、以下の観点から解説します。
1. 脆弱性の概要
CVE-2020-9818は、境界外書き込み(Out-of-bounds Write)の脆弱性です。これは、改良された境界チェックによって対処されました。悪意を持って細工されたメールメッセージを処理すると、予期せぬメモリ改変やアプリケーションの終了につながる可能性があります。
1.1 影響 悪意を持って細工されたメールメッセージを処理すると、予期せぬメモリ改変やアプリケーションの終了が発生する可能性があります。 CVSS 3.1の評価では、機密性、完全性、可用性への影響が「高」とされています (C:H/I:H/A:H)。
1.2 深刻度 CVSS 3.1の基本スコアは8.8で、「高」の深刻度に分類されます。 この脆弱性は、米国サイバーセキュリティ・社会基盤安全保障庁(CISA)の既知の悪用されている脆弱性(KEV)カタログに掲載されており、過去に実際に悪用されたことが確認されています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン 以下のApple製品のOSバージョンが影響を受けました。 * iOS 13.5未満 (iOS 13.5で修正) * iPadOS 13.5未満 (iPadOS 13.5で修正) * watchOS 6.2.5未満 (watchOS 6.2.5で修正) * iOS 12.4.7未満 (iOS 12.4.7で修正)
具体的には、iPhone 6s以降、iPad Air 2以降、iPad mini 4以降、iPod touch (第7世代) が影響対象でした。
2.2 影響を受ける設定 本脆弱性は、悪意を持って細工されたメールメッセージの処理に関連しています。 Appleのセキュリティコンテンツの説明では、「リモートの攻撃者から、サービス運用妨害を受ける可能性がある」と記載されており、メッセージ処理における問題が示唆されています。
3. 影響を受けた時の兆候
悪意を持って細工されたメールメッセージの処理により、予期せぬメモリ改変やアプリケーションの終了が発生する可能性があります。 これにより、アプリケーションのクラッシュやデバイスの異常な動作が見られる可能性があります。
4. 推奨対策
4.1 本対策 影響を受けるOSを以下のバージョンにアップデートしてください。 * iOS 13.5 * iPadOS 13.5 * watchOS 6.2.5 * iOS 12.4.7
4.2 暫定回避策(緩和策) 本脆弱性に対する公式な暫定回避策は、検索結果からは明確には確認できませんでした。
他に解説すべき観点
CISA KEVカタログへの登録 CVE-2020-9818は、CISAの既知の悪用されている脆弱性(KEV)カタログに登録されています。 これは、この脆弱性が実際に攻撃で悪用されていることを示しており、速やかなパッチ適用が強く推奨されます。
脆弱性発見者 この脆弱性はZecOps.comによって報告されました。
参照したサイト